
こんにちは、かーくんです。
この記事では、2021年5月の「iFreeNEXT NASDAQ次世代50」運用実績について紹介したいと思います。
iFreeNEXT NASDAQ次世代50は、米国の株式に投資し、NASDAQ Q-50指数の動きに連動した投資成果をめざすファンドです。
※iFreeNEXT NASDAQ次世代50は、2021年1月14日より、SBI証券と楽天証券にて販売開始
✓NASDAQ Q-50指数について
NASDAQ Q-50指数は、将来的にNASDAQ-100指数への組み入れが見込まれる企業のパフォーマンスを追跡するために設計された時価総額加重型の株価指数です。
NASDAQ Q-50指数は、時価総額でランク付けされた50社の株式で構成されており、コンピュータ・ハードウェアおよびソフトウェア、電気通信、小売/卸売業、バイオテクノロジーなどの業種グループの企業を反映します。
本記事の内容は、以下となります。
- iFreeNEXT NASDAQ次世代50の信託報酬
- iFreeNEXT NASDAQ次世代50の組入銘柄(※上位10銘柄)
- 2021年5月のiFreeNEXT NASDAQ次世代50運用実績
では、さっそく見ていきましょう。
iFreeNEXT NASDAQ次世代50の信託報酬

iFreeNEXT NASDAQ次世代50の手数料および信託報酬は、以下の表になっています。
買付手数料 | なし |
信託報酬(以下、内訳) | 0.495% |
—(委託) | 0.2365% |
—(販売) | 0.2365% |
—(受託) | 0.022% |
—(信託財産留保護) | — |
信託報酬は「0.495%」となっています。
人それぞれですが、少し高いかな~って感じですかね。
以下は、他のインデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ次世代50の信託報酬を比較した表になります。
ファンド | 信託報酬 |
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 | 0.495% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0968% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.1144% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1023% |
やはり、信託報酬の安いファンドと比べると高いですね。
それでも、期待リターンに比べたら安いほう、、、だと思いたいですね。笑
iFreeNEXT NASDAQ次世代50の組入銘柄

iFreeNEXT NASDAQ次世代50のポートフォリオに組み入れられている上位10銘柄を、以下の表で紹介します。
注) 組入上位10銘柄は、2021年3月31日時点となります。
銘柄 | 国・地域 | 業種 | 比率 |
VictoryShares Nasdaq Next 50 ETF | アメリカ | — | 10.1% |
HARP Issuer | アイルランド | — | 3.3% |
クラウドストライク・ホールディングス | アメリカ | 情報技術 | 3.1% |
ロク | アメリカ | コミュニケーション・サービス | 3.0% |
トレードデスク | アメリカ | 情報技術 | 2.5% |
フォーティネット | アメリカ | 情報技術 | 2.5% |
オールド・ドミニオン・フレイト・ライン | アメリカ | 資本財・サービス | 2.3% |
リバティ・ブロードバンド | アメリカ | コミュニケーション・サービス | 2.1% |
ガーミン | アメリカ | 一般消費財・サービス | 2.1% |
ゼブラ・テクノロジーズ | アメリカ | 情報技術 | 2.1% |
ちなみに、VictoryShares Nasdaq Next 50 ETFの上位10銘柄の内訳は、以下の表になります。
銘柄 | 国・地域 | 業種 | 比率 |
クラウドストライク・ホールディングス | アメリカ | 情報技術 | 3.93% |
フォーティネット | アメリカ | 情報技術 | 3.41% |
ロク | アメリカ | コミュニケーション・サービス | 3.41% |
オールド・ドミニオン・フレイト・ライン | アメリカ | 資本財・サービス | 2.98% |
ガーミン | アメリカ | 一般消費財・サービス | 2.63% |
ゼブラ・テクノロジーズ | アメリカ | 情報技術 | 2.61% |
リバティ・ブロードバンド | アメリカ | コミュニケーション・サービス | 2.58% |
アストラゼネカ | イギリス | ヘルスケア | 2.49% |
ゼットスケーラー | アメリカ | 情報技術 | 2.39% |
トレードデスク | アメリカ | 情報技術 | 2.34% |
iFreeNEXT NASDAQ次世代50の他の組入銘柄とほぼ同じですね。
次に、業種別組込について見ていきます。
業種 | 組入の割合 |
情報技術 | 35.6% |
ヘルスケア | 16.7% |
コミュニケーション・サービス | 14.8% |
一般消費財・サービス | 12.0% |
資本財・サービス | 3.8% |
将来的にNASDAQ100指数への組み入れが見込まれる企業で構成されているためか、ハイテクの比率が多いですね。
次にヘルスケアとなっています。
情報技術およびヘルスケアの2つの業種だけで、半分以上を占めていますね。
残りは、コミュニケーション・サービス、一般消費財・サービス、資本財・サービスとなっています。
最後に、国・地域別構成を確認します。
国・地域 | 組入の割合 |
アメリカ | 81.1% |
アイルランド | 3.3% |
中国 | 3.1% |
イギリス | 1.8% |
ロシア | 1.7% |
ドイツ | 1.7% |
スイス | 1.4% |
ブラジル | 1.4% |
カナダ | 0.8% |
ほとんど(8割)がアメリカとなっています。
次にアイルランド、中国、イギリス…..。
アメリカ強し。。。
2021年5月のiFreeNEXT NASDAQ次世代50運用実績

基準価格 | リターン | 損益率 | |
2021/1 | 3,849円 | -12円 | -0.3% |
2021/2 | 10,714円 | 524円 | 4.9% |
2021/3 | 28,650円 | -296円 | -1.0% |
2021/4 | 35,150円 | 796円 | 2.3% |
2021/5 | 46,049円 | 538円 | 1.2% |
2021年5月の運用実績は、基準価格「46,049円」に対して、トータルリターンが「+538円」となりました。
5月の評価損益は「+1.2%」となっており、4月の評価損益「+2.3%」に比べて減少しています。
2021年1月からの運用実績を見て頂ければ分かりますが、プラスになったりマイナスになったりです。
ハイテク中心で割高の銘柄に投資しているので、昨今の金利上昇に大きく影響を受けています。
まだ5ヶ月目なので、こんな感じですかね。笑
iFreeNEXT NASDAQ次世代50の将来性に期待して、コツコツと投資を続けたいと思います。