
こんにちは、かーくんです。
この記事では、2021年9月のつみたてNISA運用実績について紹介したいと思います。
毎月更新していますので、ぜひご覧ください。
2021年8月(前月)のつみたてNISA運用実績は、下記の記事で紹介しています。
こんにちは、かーくんです。この記事では、2021年8月のつみたてNISA運用実績について紹介したいと思います。毎月更新していますので、ぜひご覧ください。2021年7月のつみたてNISA運用実績は、下記の記事で紹介しています。[…]
本記事の内容は、以下となります。
- 2021年9月のつみたてNISA運用実績
- 各保有ファンドの運用実績
- まとめ|10月の株式市場に向けて
「まとめ|10月の株式市場に向けて」では、10月の株式市場に潜んでいるリスクについて少し触れています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
2021年9月のつみたてNISA運用実績

2021年9月のつみたてNISA運用実績は、上の図のようになりました。
つみたてNISAを21ヶ月、積み立てた基準価格「702,276円」に対して、トータルリターンは「+173,896円」という結果です。
9月のつみたてNISA運用実績の合計は「876,172円」となりました。
9月は世界的にも株式市場が不調でしたね。。。
またまた、”SMT 新興国株式インデックス・オープン”は続落です。。。
ただ、ひふみプラスのところでも触れますが、日本株式は好調でしたよ!
唯一、ひふみプラスが前月比プラスでした!
次に、2021年9月までのつみたてNISA運用実績を比較したものが下の図となります。
※データが多くなってきたので、2021年3月から9月までを抜粋して記載しています。

2021年8月(前月)の評価損益が「+28.0%」に対して、2021年9月の評価損益は「+24.8%」と減少しています。
各保有ファンドの運用実績

次は、各保有ファンドの運用実績について紹介していきます。
保有ファンドは以下の9つとなります。
- ひふみプラス
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SMT 新興国株式インデックス・オープン
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
では、各保有ファンドの成績を見ていきましょう。
ひふみプラス

2021年9月のトータルリターンは、「+9,161円」となりました。
9月の評価損益は「+18.4%」となっており、前月の評価損益「+16.9%」に比べて増加しています。
今年の3月ごろの評価損益まで戻ってきました!
9月の日本の株式市場は、選挙や政策の期待から爆上げでした。
海外投資家の「買い」が大きかったみたいですね。
9月の中旬には、ひふみプラスの評価損益が「+24.0%」程度まで跳ねていましたが、月末には「+18.4%」に落ち着いた感じです。
一時的でなければいいんですが。。。
楽天・全米株式インデックス・ファンド

2021年9月のトータルリターンは、「+54,528円」となりました。
9月の評価損益は「+34.7%」となっており、前月の評価損益「+39.0%」よりも減少しています。
9月のアメリカ株式市場は、大きく下落する局面があったので、その影響を受けていますね。
9月は、過去の傾向から「1年で一番パフォーマンスが悪い月」なので、仕方ないかもしれませんね。
愚直に積み立てるのみです!!
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

2021年9月のトータルリターンは、「+30,193円」となりました。
9月の評価損益は「+30.9%」となっており、前月の評価損益「+34.9%」よりも減少しています。
こちらも、”全米株式インデックス”と同様の理由で、評価損益が落ち込んでいます。
どれだけ調整が続くのか分かりませんが、上昇するのを辛抱強く待ちましょう。
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>

2021年9月のトータルリターンは、「+9,347円」となりました。
9月の評価損益は「+23.0%」となっており、前月の評価損益「+29.1%」よりも減少しています。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

2021年9月のトータルリターンは、「+28,056円」となりました。
9月の評価損益は「+31.1%」となっており、前月の評価損益「+35.5%」よりも減少しています。
これまでずっと好調だった”先進国株式インデックス”も、ついに1か月のパフォーマンスがマイナスに。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

2021年9月のトータルリターンは、「+24,248円」となりました。
9月の評価損益は「+28.4%」となっており、前月の評価損益「+32.6%」と比較して減少しています。
評価損益が”ガクン”と落ちていますね。
評価損益が2021年3月ごろの水準に戻ってしまいましたー。(´;ω;`)
SMT 新興国株式インデックス・オープン

2021年9月のトータルリターンは、「+2,121円」となりました。
9月の評価損益は「+4.5%」となっており、前月の評価損益「+5.7%」よりも減少しています。
先月に引き続き、問題はこいつだ。。。(笑)
中国の株式市場は、9月も軟調でした。
中国の不動産大手・中国恒大集団の件がかなり響きました。。。
このファンドの中には、中国以外にもインドなどの銘柄も含まれていますが、中国の銘柄が多くを占めているのでその影響は大きいですね。
ちなみに、インドの株式市場はかなり好調ですよ!(がんがんに上がってる)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

2021年9月のトータルリターンは、「+4,865円」となりました。
9月の評価損益は「+8.1%」となっており、前月の評価損益「+8.4%」よりも減少しています。
他のファンドに比べて、評価損益の下落幅は限定的でした。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

2021年9月のトータルリターンは、「+11,377円」となりました。
9月の評価損益は「+15.3%」となっており、前月の評価損益「+16.9%」よりも減少しています。
この9月の下落局面では、しょうがないな。。。
まとめ|10月の株式市場に向けて
この記事では、2021年9月のつみたてNISA運用実績について紹介しました。
9月の株式市場は、下落が続きパフォーマンスの悪い月でしたね。
先月の記事で紹介した、”9月のパフォーマンス悪いよアノマリー”は今年も健在でした。
10月の株式市場ですが、10月の中旬ごろまでは軟調な相場が続くんじゃないかなと思っています。
その理由は、以下の6点です。
- アメリカ長期金利の上昇
- エネルギー問題
- 企業業績予想の下落
- テーパリング開始の可能性
- アメリカの連邦債務上限引き上げ問題
- 中国恒大集団がデフォルトする可能性
インフレの高止まりやテーパリング懸念などから長期国債が売られて、長期金利が一段と上昇する可能性があります。
長期金利が「ドン・ドン・ドン」と大きく上昇すると、株式市場にとってかなり辛い局面になることが予想されます。
また、原油や天然ガスの価格高騰により、ヨーロッパではエネルギー問題が深刻化し始めています。
エネルギー価格の高騰が続くと、物価圧力が高い中で景気回復が減速するスタグフレーションの懸念が出てきます。
目先は”インフレ懸念”ですが、その先を見ると”スタグフレーション”の懸念がありそうです。
あと、③の企業業績予想の下落ですが、企業業績のスローダウンが起きる可能性があります。
実際問題、変異株の影響や半導体不足、サプライチェーンの乱れなどで第3四半期のコンセンサス予想が下がり始めています。
サプライチェーンの乱れで ナイキの決算もあまり良くなかったですよね。
これから他の企業にも影響が出始める可能性があるので、注意する必要がありそうです。
これらの懸念材料から、10月の中旬から月末までは少し注意が必要かもしれないと考えています。
(とか言って、10月の株式市場がここから上昇していけば、それはそれでいいのですが)
これらの問題が解決しそうなら、株価はグンと上がるかもしれませんね!
それでは、また10月の運用実績で!