
こんにちは、かーくんです。
この記事では、2022年2月の「iFreeNEXT NASDAQ次世代50」運用実績について報告します。
ロシア・ウクライナ問題で、ロシア株式市場での取引ができなくなったり大変ですね。
通貨の暴落なども。。。
ちなみに、この銘柄にもロシア株が数パーセントだけ組み込まれています。
今月にもロシア銘柄は、組込銘柄から除外される可能性もありますが、注意が必要ですね。
iFreeNEXT NASDAQ次世代50は、米国の株式に投資し、NASDAQ Q-50指数の動きに連動した投資成果をめざすファンドです。
※iFreeNEXT NASDAQ次世代50は、2021年1月14日より、SBI証券と楽天証券にて販売開始
✓NASDAQ Q-50指数について
NASDAQ Q-50指数は、将来的にNASDAQ-100指数への組み入れが見込まれる企業のパフォーマンスを追跡するために設計された時価総額加重型の株価指数です。
NASDAQ Q-50指数は、時価総額でランク付けされた50社の株式で構成されており、コンピュータ・ハードウェアおよびソフトウェア、電気通信、小売/卸売業、バイオテクノロジーなどの業種グループの企業を反映します。
前月の実績報告は、以下の記事で紹介しています。
こんにちは、かーくんです。この記事では、2022年1月の「iFreeNEXT NASDAQ次世代50」運用実績について報告します。2022年に入って早々、ハイテク株を中心に下落しましたね。。。その影響で、含み益が全てなくなって[…]
本記事の内容は、以下となります。
- iFreeNEXT NASDAQ次世代50の信託報酬
- iFreeNEXT NASDAQ次世代50の組入銘柄(※上位10銘柄)
- 2022年2月のiFreeNEXT NASDAQ次世代50運用実績
信託報酬および組込銘柄は、2022年1月と変更がありません。
では、さっそく見ていきましょう。
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iFreeNEXT NASDAQ次世代50の信託報酬

手数料および信託報酬は、2022年1月と変更ありません
iFreeNEXT NASDAQ次世代50の手数料および信託報酬は、以下の表になっています。
買付手数料 | なし |
信託報酬(以下、内訳) | 0.495% |
—(委託) | 0.2365% |
—(販売) | 0.2365% |
—(受託) | 0.022% |
—(信託財産留保護) | — |
信託報酬は「0.495%」となっています。
人それぞれですが、少し高いかな~って感じですかね。
以下は、他のインデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ次世代50の信託報酬を比較した表になります。
ファンド | 信託報酬 |
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 | 0.495% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0968% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.1144% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1023% |
やはり、信託報酬の安いファンドと比べると高いですね。
iFreeNEXT NASDAQ次世代50の組入銘柄

組込銘柄は、2022年1月と変更がありません。
iFreeNEXT NASDAQ次世代50のポートフォリオに組み入れられている上位10銘柄を、以下の表で紹介します。
注) 組入上位10銘柄は、2022年1月31日時点となります。
銘柄 | 国・地域 | 業種 | 比率 |
VictoryShares Nasdaq Next 50 ETF | アメリカ | — | — |
HARP Issuer | アイルランド | — | 3.1% |
オールド・ドミニオン・フレイト・ライン | アメリカ | 資本財・サービス | 3.0% |
トレードデスク | アイルランド | 情報技術 | 2.9% |
モンゴDB | アメリカ | 情報技術 | 2.6% |
アストラゼネカ | イギリス | ヘルスケア | 2.6% |
ゼブラ・テクノロジーズ | アメリカ | 情報技術 | 2.3% |
コスター・グループ | アメリカ | 資本財・サービス | 2.3% |
オン・セミコンダクター | アメリカ | 情報技術 | 2.2% |
エッツィ | アメリカ | 一般消費財・サービス | 2.0% |
— | — | — | — |
ちなみに、VictoryShares Nasdaq Next 50 ETFの上位10銘柄の内訳は、以下の表になります。
銘柄 | 国・地域 | 業種 | 比率 |
アストラゼネカ | イギリス | ヘルスケア | 3.78% |
サーナー | アメリカ | ヘルスケア | 2.92% |
トレードデスク | アメリカ | 情報技術 | 2.92% |
コスター・グループ | アメリカ | 資本財・サービス | 2.84% |
コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナー | アメリカ | 一般消費財・サービス | 2.83% |
エクスペディア | アメリカ | サービス | 2.82% |
ゼブラ・テクノロジーズ | アメリカ | 情報技術 | 2.77% |
CDW | アメリカ | 情報技術 | 2.70% |
オン・セミコンダクター | アメリカ | 情報技術 | 2.62% |
トラクター・サプライ | アメリカ | 資本財・サービス | 2.57% |
情報技術以外にも、サービス系の銘柄が上位に多く組み込まれていますね。
次に、業種別組込について見ていきます。
業種 | 組入の割合 |
情報技術 | 32.1% |
ヘルスケア | 16.3% |
一般消費財・サービス | 11.4% |
コミュニケーション・サービス | 11.3% |
資本財・サービス | 8.5% |

将来的にNASDAQ100指数への組み入れが見込まれる企業で構成されているためか、「ハイテク(情報技術)」の比率が多いですね。
情報技術の次に比率が高い業種は「ヘルスケア」となっています。
一般消費財・サービスの比率が高かった時期もありましたが、今はヘルスケアの比率が高い状況です。
情報技術⇒ヘルスケア⇒一般消費財・サービスと続いている感じですね。
最後に、国・地域別構成を確認します。
国・地域 | 組入の割合 |
アメリカ | 83.5% |
アイルランド | 4.9% |
イギリス | 2.6% |
オランダ | 1.9% |
ドイツ | 1.5% |
ロシア | 1.4% |
中国 | 0.9% |

ほとんど(8割)がアメリカとなっていますね。
意外とアイルランドが2位に入っています。
2022年2月のiFreeNEXT NASDAQ次世代50運用実績

基準価格 | リターン | 評価損益 | |
2021/1 | 3,849円 | -12円 | -0.3% |
2021/2 | 10,714円 | 524円 | 4.9% |
2021/3 | 28,650円 | -296円 | -1.0% |
2021/4 | 35,150円 | 796円 | 2.3% |
2021/5 | 46,049円 | 538円 | 1.2% |
2021/6 | 55,150円 | 4,220円 | 7.7% |
2021/7 | 68,049円 | 2,107円 | 3.1% |
2021/8 | 81,949円 | 4,100円 | 5.0% |
2021/9 | 92,549円 | 853円 | 0.9% |
2021/10 | 104,950円 | 8,267円 | 7.9% |
2021/11 | 119,949円 | 7,633円 | 6.4% |
2021/12 | 140,749円 | 7,734円 | 5.5% |
2022/1 | 163,649円 | -11,165円 | -6.8% |
2022/2 | 167,549円 | -13,385円 | -8.0% |
2022年2月の運用実績は、基準価格「167,549円」に対して、トータルリターンが「-13,385円」となりました。
2月の評価損益は「-8.0%」となっており、1月の評価損益「-6.8%」に比べて減少しています。
2月も引き続き下落しており、マイナス幅が広がっていますね。
ハイテク銘柄を集めたこのファンドは、2022年に入ってから”いいとこなし”ですね。(笑)
1月に入ってマイ転して、2月でさらにマイナスが拡大….(笑)
米国ではインフレの高止まり懸念で金利の上昇圧力があり、ハイテク銘柄にとって逆風となっています。
加えて、最近はロシア・ウクライナ問題があるので、厳しい状況が続く可能性はありますね。
まだまだマイナスになるかもしれませんが、愚直に積み立てていきたいと思います!