
こんにちは、かーくんです。
この記事では、2022年6月のつみたてNISA運用実績について紹介したいと思います。
6月の株式市場は、「絶望のブルトラップ」でした。
6月の前半では5月に続き続落、中旬は回復したかな?と思わせて6月後半に絶望の続落。。。
5月中旬までは「インフレ」が株式市場のテーマでしたが、6月に入ってから「景気後退」が株式市場のテーマになりつつあります。
いまの下落相場が辛い方もおられると思いますが、以下の記事で紹介している「私の爆損談」が何かの役に立てば幸いです。
こんにちは、かーくんです。この記事では、過去に私が米国株で爆損した(苦しかった)ときの話をしようと思います。人によっては、「それくらいの金額かよ~」となるかもしれませんが、当時の私にとってはかなりきつかったです。笑やはり投資で[…]
さてさて。
2022年5月のつみたてNISA運用実績は、下記の記事で紹介しています。
毎月更新していますので、ぜひご覧ください。
こんにちは、かーくんです。この記事では、2022年5月のつみたてNISA運用実績について紹介したいと思います。5月の株式市場は、「ジェットコースター」のような相場でしたね。5月の前半は絶望から始まり、後半は少し盛り返した感じで[…]
本記事の内容は、以下となります。
- 2022年6月のつみたてNISA運用実績
- 各保有ファンドの運用実績
- まとめ|7月の株式市場に向けて
では、さっそく見ていきましょう。
2022年6月のつみたてNISA運用実績

2022年6月のつみたてNISA運用実績は、上の図のようになりました。
つみたてNISAを29ヶ月、積み立てた基準価格「995,615円」に対して、トータルリターンは「+181,634円」という結果です。
6月のつみたてNISA運用実績の合計は「1,177,249円」となりました。
6月は、ひふみプラスがマイ転。。。
次に、2022年6月までのつみたてNISA運用実績を比較したものが下の図となります。
※データが多くなってきたので、2022年1月から6月までを抜粋して記載しています。

2022年5月のトータル評価損益が「+22.3%」に対して、2022年6月の評価損益は「+18.2%」と減少しています。
6月も含み益がひたすら減った月でした。
ただ、円安の影響により、含み益の減少はだいぶ抑えられている感じです。
6月は、ドル円が1ドル=137円まで上昇しましたね。。。
急激に円安が進みすぎ。。。
ちなみに、データが残っている1,2年ほど前のデータで見ると、以下の図のようになっています。

今年に入ってから、2021年の利益をただ減らしている。。。オワタ
今年に入ってからの下落は、2020年のコロナショックに匹敵する下落ですね。
コロナショックの時では、痛み(暴落)は一瞬だったけど、今回は痛みがじわじわと長い(たちが悪い)。笑
S&P500種株価指数は、上半期の騰落率が1970年以来の最悪となっています。
(こんなけ下落していたら、そうなるよね)
30日の米株式相場は下落。低調な個人消費の統計を受けてリセッション(景気後退)を巡る懸念が強まり、売りが進んだ。S&P5…
各保有ファンドの運用実績

次は、各保有ファンドの運用実績について紹介していきます。
保有ファンドは以下の9つとなります。
- ひふみプラス
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SMT 新興国株式インデックス・オープン
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
では、各保有ファンドの成績を見ていきましょう。
ひふみプラス

2022年6月のトータルリターンは、「-3,497円」となりました。
6月の評価損益は「-5.3%」となっており、前月の評価損益「+0.2%」に比べて減少しています。
6月の評価損益は、大きくマイナスとなってしまいました。
相変わらず、ひふみプラスというか日本株も不調ですね。
円安の恩恵はどこ行ったんじゃいーー。。。(オワタ)
楽天・全米株式インデックス・ファンド

2022年6月のトータルリターンは、「+60,297円」となりました。
6月の評価損益は「+27.5%」となっており、前月の評価損益「+33.2%」よりも減少しています。
5月に続き、6月の評価損益も減少傾向。
今年2月の評価損益を下回ってきました。。。
アメリカ株式市場の下落トレンドは続いていますが、今は我慢しながら(長期目線で)愚直に積み立てるのみですね。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

2022年6月のトータルリターンは、「+38,036円」となりました。
6月の評価損益は「+26.7%」となっており、前月の評価損益「+32.2%」よりも減少しています。
記事の冒頭でも書きましたが、S&P500も「上半期の騰落率が1970年以来の最悪」となっており、昨年の含み益を食いつくす勢いで減少しています。
長期投資家には、握力も大事ですね。
投資でパフォーマンス(運用実績)が高い人は
- 亡くなっている人
- 運用していることを忘れている人
みたいですし。
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>

2022年6月のトータルリターンは、「+2,151円」となりました。
6月の評価損益は「+4.9%」となっており、前月の評価損益「+14.8%」よりもかなり減少しています。
このファンドは、含み益がかなり減少しましたね。
‟為替ヘッジあり”の場合、円安の恩恵を受けられない&為替ヘッジコストがかかる(金利差が大きい場合は注意)ので、いまの状況はかなり悪いですね。
2022年6月時点で円とドルの金利差はかなり開いています。。。
それらの影響もあり、含み益がかなり減っていますね。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

2022年6月のトータルリターンは、「+32,583円」となりました。
6月の評価損益は「+25.2%」となっており、前月の評価損益「+31.0%」よりも減少しています。
こちらも、評価損益は、引き続き減少ですね。
愚直に積み立てるのみ!
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

2022年6月のトータルリターンは、「+27,628円」となりました。
6月の評価損益は「+22.4%」となっており、前月の評価損益「+27.7%」と比較して減少しています。
世界的(主にアメリカ)にも、景気後退(リセッション)懸念が浮上していることから、世界の株式市場は軟調となっています。
ここから、ずぶずぶ下がっていくのは困りますね。。。
世界経済がリセッションに投入するのはマズイ。
SMT 新興国株式インデックス・オープン

2022年6月のトータルリターンは、「+1,378円」となりました。
6月の評価損益は「+1.7%」となっており、前月の評価損益「+3.4%」よりも若干減少しています。
新興国の株式市場の下落は、先進国の株式市場と比べて抑えられている感じがしますね。
中国の株式市場も比較的安定しており、6月は上昇が多かった気がします。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

2022年6月のトータルリターンは、「+4,217円」となりました。
6月の評価損益は「+4.7%」となっており、前月の評価損益「+6.6%」よりも減少しています。
こちらのファンドは、債券が組み込まれているので比較的安定していますが、それでも軟調ですね。
5月までは「インフレ懸念」で債券売り&株安により地獄相場だったのですが、6月に入ってから「景気後退懸念」が出てきて債券が買われています。
債券が買われると、ある程度ヘッジが効くかな~と考えているのですが、どうでしょう。。。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

2022年6月のトータルリターンは、「+11,847円」となりました。
6月の評価損益は「+11.9%」となっており、前月の評価損益「+14.2%」よりも減少しています。
こちらのファンドも株式以外に債券などが組み込まれているので、「あまり下落していないかな~」と思っていたのですが、ダメでしたね。
6月は、いろいろな商品が売られていたので、このファンドも大きく影響を受けた感じですね。
まとめ|7月の株式市場に向けて
この記事では、2022年6月のつみたてNISA運用実績について紹介しました。
6月の株式市場は、「上昇するのか?」と見せかけて下落する、「絶望のブルトラップ」状態でした。
本記事の冒頭でも記載しましたが、5月までは「インフレ懸念」で6月からは「景気後退懸念」が相場テーマとなっています。
ある程度、インフレは織り込んでいるように見えますが、指標1つで再びインフレ懸念が再熱するかもしれません。
それに「景気後退懸念」が乗っかる感じですね。
まさに、絶望。。。笑
何かプラス材料が出てきたら嬉しいんですがね~。
最近、アメリカ企業(特にハイテク企業)のレイオフが目立ってきています。
以下の図に示すように、ハイテク企業でレイオフの流れが加速しています。
テスラ【TSLA】やユニティー【U】もレイオフを発表していますね。
次の四半期の決算発表では、経営状況(売上高に加えて利益率)について、しっかり確認した方が良さそうですね。

それでは、また7月の運用実績で!