【図解あり】MaaSで作る未来の移動体験+3つの事例

  • 2020年10月26日
  • 2021年5月21日
  • TECH
未来の移動体験
悩む人

最近の交通や鉄道のニュースを見ていると「MaaS」とか「新しい移動サービス」の言葉が頻繁に出てくるけど、なんだろう。自分が普段使っている電車とかに関係あるのかな。知りたい気持ちはあるけど難しそう。

こういった疑問に答えます。

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本記事の内容

  1. Maas(マース)の概要
  2. やさしく図解
  3. Maasで体験できる未来
  4. 新しい移動サービス|3つの事例

この情報について調査していた経験がある、私が解説していきます。

では、さっそく見ていきましょう。

MaaS(マース)の概要

「新しい移動サービス」を知る前に、まずMaaS(マース)ついて少し知っておく必要があります。

MaaS(マース)とは?

  • Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス)の頭文字をとったもの
  • 移動を1つのサービスとして考える

まてまて、「移動を1つのサービスとして?」ちょっとよくわからない。

って思いますよね。

大丈夫です。まず以下のことだけ頭の片隅に入れておいて下さい。

複数の移動手段(鉄道/飛行機/タクシー/バス等)に対して、1つのスマホアプリ上で検索から予約、決済まで可能になる

やさしく図解

たとえば、皆さんが旅行に行くために「電車」と「高速バス」を経由して「空港」に行くことをイメージしてください。

「電車」の乗車/支払いでは、ICカードで行う→「高速バス」は、高速バスのサイトでネット予約・決済orバスターミナルで現金支払い→「飛行機」の搭乗では、航空会社のサイトで予約・決済

移動手段ごとにアプリ・サイトが違う、また予約・決済方法も違うのは不便じゃないですか?

私は面倒くさがりな人なので、いつも思っています。

どの移動手段やサービスを選んでも、予約から決済まで1つのアプリで「ポンッ」と出来たら便利ですよね。

複雑な「移動システム・サービス」を1つサービスにまとめて、効率的な移動を提供するのが「MaaS」です。

この複雑化している移動手段を効率的な移動に変えることで、地方での「交通機関の過疎化」や都市での「道路渋滞/交通機関の混雑」の問題を解決することもできます。

MaaSで解決できる問題は、以下の記事で詳しく解説しています。

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なぜMaaSが注目されるのか

MaaS」の考え方をベースにして、新しい移動サービスが登場してくるのです。

MsaS
「鉄道、飛行機、タクシー、バス」などの移動手段を1つの公共交通機関として考えて、遅延などの情報提供から予約・決済までを1つのプラットフォーム・サービスで実現できる

複数の移動サービスがスマホアプリ1つで可能になると、逆にそのアプリを提供する企業が多く出ています。

そして、一定期間使用料を払うサブスクリプションモデルが登場します。

その話はまた別の記事で書きたいと思います。

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MaaSで体験できる未来

MaaSで体験できる未来

MaaSを使って体験できる未来の移動サービスを少し見てみましょう。

【ある朝】

2035年のある朝。MIRAIは、今日社外での大事な会議のため移動時間を有効に使いたいと思っていた。調理ロボットが作る朝食を待ちながら、スマートフォンに声をかけてMaaSアプリを立ち上げ、「自動運転車サービス」を予約する。

8時15分、家の前に自動運転車が到着し乗車する。車内で今日の資料に目を通していると目的のビルに到着した。利用料金は自動で決済されるため面倒くさい支払いはない。

【昼】

会議が終わったのが12時30分ということもあり、街中は渋滞している。そのため自転車で会社に行くことにした。MaaSアプリで「自転車シェアリング」を予約し、GPSで最寄りの自転車を発見、自転車で帰社する。

この自転車シェアリング乗り捨て可能なので、会社の目の前に自転車を停めてオフィスの中に入っていく。

【夜】

19時15分、仕事を終えたMIRAIは友人とのディナーの予定が入っている。場所はオフィスから少し離れており、MaaSアプリで「カーシェアリング」を予約し近くで利用可能な車を発見。MaaSアプリに車を運転するためのデジタルキーが送られてくる。

到達後、デジタルキーで施錠しディナーに向かう。お酒も入りディナーは盛り上がった。レストランを出るとMaaSアプリを立ち上げ、「自動運転車サービス」を手配し帰宅する。

【次の予定】

帰宅してから思い出したが、3日後に出張の予定が入っていた。MIRALは、MaaSアプリを立ち上げ飛行機の予約をする。MaaSアプリは、空港に到着するための最適な移動ルートを自動で検索し、必要な移動サービスを予約してくれる。


いかがでしたか?

このように、移動に必要な全てのサービスが無意識のうちに自然と生活に溶け込みます。

こんなのありえない!って思った人もいると思います。

しかし、日本の大手自動車メーカーもMaaSのような移動モデルを考えています。

皆さんがこのような新しい移動サービスを体験できる日もそう遠くありません。

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新しい移動サービス|3つの事例

MaaS事例

いくつもの事例がありますが、この記事では3つの事例を紹介します。

事例のまとめは、以下の記事で解説しています。

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世界中のMaaS注目事例

【事例1】準自由経路型デマンド交通(マイクロトランジット)

✓サービス内容

利用者の需要に応じて運行ルート・時刻を更新して運行する集合バスサービス

✓期待できること

スマホアプリ等で移動需要の情報と車両情報を連動させて、柔軟に運行ルートや時刻、乗車スポットが最適化できる

運行網の柔軟性拡大による新規移動需要の掘り起こし

✓海外の動き:アメリカ

利用者の需要に応じて、停留所やルートを随時更新するサービスを展開しています。

移動がフレキシブルになる点は便利ですね。

✓国内の動き:

電話予約で需要を把握し、ルート時刻を最適化するバスを「一定の距離に駅やバス停がない地域」で運行しています。

自分の地域でもこの移動サービスをしてもらえるとありがたいです。

【事例2】カーシェアリング

✓サービス内容

スマホアプリ等を使使用して、自家用車・レンタカーを利用者間で貸し借り(シェア)できる車両貸渡しサービス

✓期待できること

低コストでドアtoドアのサービスを提供

自家用車保有に係る負担の低減

低コストで移動ができるのはすごくいいですよね。

✓海外の動き:ドイツ

シェア後に決められた一部地域で、道路脇に乗り捨てができるサービスを展開しています。

このサービスは、ビジネスモデルの構造的に営業利益を出すことが難しいようです。

✓国内の動き:

全国の駐車場に配置しているカーシェア用の車両をスマホアプリ等で予約し、会員カードで開錠することで利用できます。

【事例3】貨客混載

✓サービス内容

旅客運送業者/貨物運送業者が同一の車両を用いて、人とモノを混載で運送するサービス

✓期待できること

物流業界等における人手不足の解消

輸送の効率化

人とモノが同時に移動できる点は、生産性や効率化の観点から良いと思います。

✓海外の動き:アメリカ

2014年頃に既存のタクシーを用いて、人の移動サービスと合わせた荷物配送サービスを実施しています。

海外ではモノと人を一緒に運ぶことに抵抗が無いようです。

人とモノを混載で運送するサービスは文化的に受け入れやすいということですね。

✓国内の動き:

2018年2月に複数の宅配大手が連携し、競争輸送を試験的に実施しています。

日本では、最近になってこのサービスが注目されていますね。

まとめ|想像もしていなかった移動体験

いかがでしたか?未来の移動体験。

ただの未来予想ではなく、紹介した事例も含め2、3年後は実際に体験していると、私は考えています。

人の行動に移動サービスが寄り添う

これが未来の移動サービス・体験だと思います。

未来の移動体験をイメージすることができたら幸いです。

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