産業に変革と破壊をもたらすロボット業界|ロボット注目銘柄

ロボット注目銘柄

こんにちは、かーくんです。

最近、生産現場の効率化と生産性向上のために、ロボットの導入が注目されています。

リモート化が求められる時代において、ロボットなどの導入が加速していくことが予想されます。

ロボットは将来的にも成長分野なのか?

世界中のロボット関連銘柄に投資したいけど、どのような企業があるのか?

そういった疑問に答えます。

この記事では、ロボット分野の将来性とロボットに関連する注目銘柄について解説していきます。 

ロボットの種類について詳しく知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説しています。

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ロボティクス01

本記事の内容は、以下となります。

  1. ロボット分野の将来性
  2. ロボット注目銘柄
  3. まとめ|ロボット+αで差別化

では、さっそく見ていきましょう。

目次

ロボット分野の将来性

ロボットの将来性

近年、人手不足や新興国の労働賃金上昇により、ロボットやオートメション技術の導入が注目を集めています。

ロボット需要としては、「人手不足・労働力の低下」「新興国の労働賃金上昇」「産業・医療現場の自動化と効率化」が挙げられます。

テクノロジーの進展とロボット部品の価格下落により、これらのロボット需要に応えられるようになってきました。

つまり、今はロボットの需要と供給がマッチした時代ということです。

世界中でもロボット導入の動きは加速しています。

アメリカでは、ロボット関連政策として「国家ロボットイニシアティブ」を掲げています。

人とロボットが協調して働くことを目標に、多くの予算が投入されています。

ドイツでは、ロボット関連政策として「Industry 4.0」を掲げています。

IoTやAI等の最新技術を使って作業を最適化・効率化することを目指しています。

中国では、ロボット関連政策として「中国製造2025」を掲げています。

人件費の高騰に対して、ロボットを使って対応するようなものです。

ロボットを使って生産性を上げる動きもあるようです。

日本では、ロボット関連政策として「Society 5.0」を掲げています。

産業分野にロボットを使用して、生産現場の自動化と効率化を目指しています。

日本の場合は、少子高齢化による人手不足の対策の1つとして注目されています。

このように、ロボットへの期待と設備投資は年々増加しています。

リモートや生産性向上が求められる時代において、ロボットは将来性のある分野の1つです。

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ロボット注目銘柄

ロボット銘柄の説明

ロボットやオートメション技術に関わる企業は、一体どんな企業があるのでしょうか。

それでは、ロボットの注目銘柄を一挙に解説していきます。

銘柄の順番は以下のようになっています。

  1. 米国上場銘柄(産業分野)
  2. 国内上場銘柄
  3. 米国上場銘柄(医療分野)
  4. 米国以外の上場銘柄

さっそく銘柄を見ていきましょう。

ABB【NYSE:ABB】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ABB(Abb Ltd)は、スイスに本社を置き電力やインフラ、オートメーション分野に製品・サービスを提供する企業です。

同社は、「電力システム」「ロボティクス・オートメーション」「モーション」「産業オートメーション」などの幅広い事業を展開しています。

電力システム事業は、EV充電インフラや高圧・中圧・低圧機器などの開発・販売を行っています。

ロボティクス・オートメーション事業では、協調型ロボットや産業用ロボット、アプリケーションなどを提供しています。

モーション事業は、モーター製品を中心に開発・販売を行っています。

産業オートメーション事業では、制御システムや計測・分析機器などを提供しています。

【ロボットとの関連】

ABBは、ロボット分野において協調型ロボットと産業用ロボットを展開しています。

ABBは、世界2位のロボット製造メーカーでもあります。

自動車の塗装や溶液ロボットで高いシェアを占めています。

ロボットだけでなくソフトウェアもセットにしたシステムを提供している点が強みでもあります。

最近では、人に寄り添う協調型ロボットの開発にも注力しており産業用ロボット分野で存在感のある企業となっています。

【分析】

ABBの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2016年決算まで減少傾向でした。

2016年決算以降も営業利益とEPSは、ほぼ横ばい状態が続いています。

本業での儲けは弱いものの、売上高は少しずつ回復しています。

再び成長軌道に乗れるかが焦点となります。

ハネウェル・インターナショナル【NASDAQ:HON】

ハネウェル【NASDAQ:HON】の貸借対照表や詳しい決算/業績は、「【HON】高い技術と多角化戦略で未来を作る|ハネウェル・インターナショナル」で解説しています。

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

航空宇宙

【事業概要】

ハネウェル・インターナショナル(Honeywell International Inc.)は、様々な産業分野に製品やソリューションを提供する総合テクノロジー企業です。

航空・宇宙からビルシステムなど多岐にわたって、自社の製品を販売しています。

同社は、「航空宇宙」「パフォーマンスマテリアル・テクノロジーズ」「ビルディング・テクノロジーズ」「セーフティ・プロダクティビティソリューション」の4つの事業を展開しています。

航空宇宙事業は、主に航空分野と防衛・宇宙分野に航空機の部品や関連するソフトウェアを提供しています。

航空宇宙事業が手掛ける製品は、エンジン&システムやナビゲーションシステム、補助動力装置、レーダー&監視システムなどが挙げられます。

パフォーマンスマテリアル・テクノロジーズ事業では、高性能材料やプロセス技術を提供しています。

この事業は、効率的かつ持続可能な生産を目的にエネルギー分野などに製品・技術を展開しています。

ビルディング・テクノロジーズ事業は、ビル施設の安全を保障する遠隔制御システムや機器、監視システム、火災検知機器など様々な製品・サービスを提供しています。

セーフティ・プロダクティビティソリューション事業では、生産オートメション技術やガス検知機器といった安全製品などを提供しています。

他には、生産性を向上させる「データ分析」などのソフトウェア・ソリューションも展開しています。

【ロボットとの関連】

ハネウェル・インターナショナルは、産業オートメーション技術や物流のオートメーション化に取り組んでいます。

物流のオートメーションとは、物品の自動寸法計測が挙げられます。

また、自動化機器用のセンサーも開発・製造・販売しています。

【分析】

ハネウェル・インターナショナルの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで増加傾向にあります。

本業でしっかりと稼げている企業です。

売上高も年々増加しており優良企業の1つです。

ちなみに同社は、2020年8月31日にダウ平均に新しく採用された銘柄です。

ロックウェル・オートメーション【NYSE:ROK】

ロックウェル・オートメーション【NYSE:ROK】の貸借対照表や詳しい決算/業績は、「【ROK】産業用オートメーションの世界的リーダー|ロックウェル・オートメーション」で解説しています。

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation Inc.)は、産業用オートメーション技術や制御製品、産業情報ソリューションを提供する企業です。

同社は、「建築&ソフトウェア」「制御製品&ソリューション」の2つの事業を展開しています。

各事業では、モーター制御や駆動ソフトウェア、低・中電圧機器、プロセス自動化システムなど幅広い製品・サービスを提供しています。

【ロボットとの関連】

ロックウェル・オートメーションは、FA(ファクトリー・オートメーション)分野にてハードウェアだけでなく、ソフトウェアもセットにした「FAソリューション」を展開しています。

ロボット(ハードウェア)にソフトウェアを組み合わせて、「オートメーション・システム」として提供している点が特徴です。

ロボット・オートメーションに関連する製品やサービスを網羅して提供している点が強みでもあります。

これにより、自社製品の市場投入にかかる時間とコストが削減できます。

高度なロボットを使用した「ものづくりの自動化」が各産業分野で求められている中、同社はその恩恵を大きく受ける可能性があります。

【分析】

ロックウェル・オートメーションの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は2016年から2018年決算まで堅調に増加していました。

2019年決算では営業利益とEPSともに落ち込みましたが、2020年決算では大きく回復しています。

2016年から2020年決算まで、売上高がほぼ横ばい状態なのが気になります。

安定性はありますが収益性が気になる企業ですね。

テラダイン【NASDAQ:TER】

テラダイン【NASDAQ:TER】の貸借対照表や詳しい決算/業績は、「【TER】テスター機器と協働ロボットで世界シェアNo.1!|テラダイン」で解説しています。

【業種分類】

半導体装置 & 検査

【関連分野】

5G、量子コンピュータ

【事業概要】

テラダイン(Teradyne, Inc.)は、自動試験装置(ATE)を開発・製造・販売している企業です。

自動試験装置では、世界最大の企業となっています。

同社は、半導体テスト部門を中心に事業を展開しています。

他にも、無線(ワイヤレス)テストやストレージテスト製品、協調ロボットを提供しています。

無線(ワイヤレス)テストは、医療や車載で求められる無線技術の信頼性を保証する重要なテストシステムです。

テラダインのストレージテストでは、次世代ストレージ製品(HDDやSSD等)を製造するメーカーにストレージ・ソリューションを提供しています。

次世代ストレージ製品に求められる厳しい要求を満たすために、同社は開発を進めています。

【ロボットとの関連】

テラダインは、協調ロボットで世界シェア1位のユニバーサルロボット社を傘下にしています。

ユニバーサルロボットが提供する協調ロボットは、6軸多関節型のロボットであり高い安全性を持っています。

またユニバーサルロボットは、協調ロボットだけでなくソフトウェア開発キット(SDK)も提供しています。

カメラやセンサ等の周辺機器とSDK、協調ロボットを組み合わせることができます。

それにより、協調ロボットを自由に開発できる仕組みとなっています。

工場におけるロボットの遠隔操作や自動化が進む中、協調ロボットの市場は拡大しています。

テラダイン社(ユニバーサルロボット社含む)が提供する協調ロボットは、今後さらなる需要の増加が期待されます。

【分析】

テラダインの営業利益は、2016年決算でマイナスとなりましたがその後は回復して横ばいが続いています。

EPS(1株当たりの利益)も同様に2016年決算でマイナスとなっていましたが、2017年決算から回復して横ばい状態です。

注目は、営業利益とEPSが2019年決算から2020年決算にかけて大きく増加している点です。

2020年に大きく成長した企業ということですね。

今後もこの成長軌道が継続できるか注目です。

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アイロボット【NASDAQ:IRBT】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

AI

【事業概要】

アイロボット (iRobot Corporation)は、家庭用から産業用まで様々な分野にロボットを提供している企業です。

同社は、家庭用ロボットの開発・製造・販売に注力しています。

家庭用ロボットの1つが、アイロボットの主力製品である掃除ロボット「ルンバ」です。

より先進的なロボットとして、人工知能(AI)を搭載した掃除ロボットも展開しています。

AIを搭載することで、掃除パターンや物体認識・判別を学習して掃除を最適化してくれます。

便利ですね~。

掃除データの分析まで行ってくれる「掃除ロボット」ということですね。

【ロボットとの関連】

アイロボットは、将来的にロボットだけでなくロボット・プラットフォームも展開することを構想しています。

掃除ロボットに当てはめた場合、スマホアプリや家電と連携することで家全体をロボットと繋ぎ、我々の日常生活を便利にしてくれることが考えられます。

AIを搭載した家庭用ロボットの開発に注力しており、コンシューマー・ロボットのゲームチェンジャーになる可能性があります。

掃除データの分析から提案までしてくれる掃除ロボットは、他社にはない強み・魅力ではないでしょうか。

【分析】

アイロボットの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も同様に増加しています。

本業でもしっかりと稼げており、収益性のある企業ですね。

ブルックス・オートメーション【NASDAQ:BRKS】

ブルックス・オートメーション【NASDAQ:BRKS】の貸借対照表や詳しい決算/業績は、「【BRKS】自動化ソリューションの大手プロバイダー|ブルックス・オートメーション」で解説しています。

【業種分類】

テクノロジー・ハードウェアと半導体

【関連分野】

…..

【事業概要】

ブルックス・オートメーション(Brooks Automation Inc)は、オートメション技術と低温貯蔵ソリューションを様々なアプリケーションや市場分野に提供している企業です。

同社の事業は、「半導体ソリューション」「ライフサイエンス」の2つの事業を展開しています。

2019年時点の業績では、「半導体ソリューション事業」が収益の60%で「ライフサイエンス事業」が収益の40%を占めています。

半導体ソリューション事業は、半導体製造装置用に使用するロボットや超低温・真空関連装置、汚染管理ソリューションなどを提供しています。

ライフサイエンス事業では、自動化超低温ストレージ製品やサンプル管理製品・サービス、コールドチェーンなどを提供しています。

これらの製品は、医薬品開発やバイオサンプルの低温保存をサポートするために使用されています。

【ロボットとの関連】

ブルックス・オートメーションは、「自動化技術」と「低温技術」を有しており、他社とは違うオートメション技術を展開しています。

医薬品などのサンプルの低温保存を自動化することで、サンプルのタグ付け・追跡・履歴確認が容易になります。

それにより、サンプル開発の生産性向上と品質向上が可能になります。

【分析】

ブルックス・オートメーションの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年決算でマイナスとなっていましたが2017年決算から回復しています。

2020年決算では、営業利益とEPSともに大きく増加しています。

今後も大きく収益を伸ばせるか注視する必要があります。

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IPGフォトニクス【NASDAQ:IPGP】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

IPGフォトニクス(IPG Photonics Corporation)は、光工学(フォトニクス)を利用して様々なアプリケーションを提供する企業です。

同社は、高出力かつ高性能のファイバーレーザーを中心に事業を展開しています。

レーザーダイオード部品やレーザーシステム、増幅器も提供しています。

この企業は、ファイバーレーザーで圧倒的なシェアを誇っています。

【ロボットとの関連】

IPGフォトニクスは、レーザーを使用した溶接ロボットを開発・製造しています。

同社の溶接ロボットは、6軸多関節ロボットやファイバーレーザー、制御システム等から構成されています。

同社の強みである「ファイバーレーザー」を最大限に活用した溶接ロボットです。

【分析】

IPGフォトニクスの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は2015年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高は、2018年まで増加していましたが2019年決算で減少しています。

営業利益も順調に増加しており、財務健全性と安定性のある企業です。

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ファロー・テクノロジーズ【NASDAQ:FARO】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

航空宇宙

【事業概要】

ファロー・テクノロジーズ(FARO Technologies, Inc.)は、主に3次元測定ソリューションを提供している企業です。

トンネル・鉱業や建築、教育、自動車、製造現場、航空宇宙など多岐にわたる分野にソリューションを展開しています。

同社の3次元測定技術は、建築情報のモデルや部品検査、リバースエンジニアリング、寸法解析など様々なアプリケーションに使用されています。

【ロボットとの関連】

ファロー・テクノロジーズは、ロボットのキャリブレーション用にソフトウェア駆動のポータブル3次元測定器を提供しています。

工場などで使用されるロボットは、使用時間の経過とともに「プログラムの座標位置」からずれてしまう特性があります。

実際に、「月初と月末でロボットのパフォーマンスが違う!」と工場勤務の人も言われていました。

ロボットの自動化には、どうしてもキャリブレーションの問題がつきまといます。

ファロー・テクノロジーズは、独自の3次元測定技術により上記で述べたロボットのキャリブレーション問題を解決しています。

様々な企業の産業用ロボットに同社の技術が使われており、ロボットのキャリブレーション問題に貢献しています。

ロボットを使用した自動化が進むにつれて、「キャリブレーションの問題」は多く発生する可能性があります。

そこで、ファロー・テクノロジーズのキャリブレーション技術が大活躍することが考えられます。

また同社のキャリブレーション技術は、ロボットに限らず自動車、航空宇宙や造船といった業界にも使われています。

【分析】

ファロー・テクノロジーズの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年決算を除き減少傾向にあります。

2017年決算は、営業利益とEPSともにマイナスとなっていました。

今はあまり利益を出せていない企業です。

本業での儲けも弱い点が気になります。

ホリース・オートメーション・テクノロジーズ【NASDAQ:HOLI】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ホリース・オートメーション・テクノロジーズ(Hollysys Automation Technologies Ltd.)は、制御機器やオートメーション技術を提供している企業です。

同社は、分散制御システムや監視制御システムなどを開発・販売しています。

また、エネルギー分野や鉄道分野などに自社の製品を提供しています。

【ロボットとの関連】

ホリース・オートメーション・テクノロジーズは、産業用オートメション技術を提供しています。

インフラ関連の自動化に力を入れている企業です。

【分析】

ホリース・オートメーション・テクノロジーズの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2019年決算までほぼ横ばい状態が続いています。

売上高もほぼ横ばいの状態です。

同社は、財務健全性と安定性のある企業に見えます。

ただ、営業利益と売上高の推移を見ると成長性は気になりますね。

コグネックス【NASDAQ:CGNX】

コグネックス【NASDAQ:CGNX】の貸借対照表や詳しい決算/業績は、「【CGNX】世界トップシェア!マシンビジョンと機械学習でロボットの眼になる|コグネックス」で解説しています。

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

自動運転

【事業概要】

コグネックス(Cognex Corporation)は、製造現場の情報を視覚化するマシンビジョンシステムやバーコードリーダシステム、画像処理ソフトウェアを提供している企業です。

※マシンビジョンシステムとは、センサを使用して画像を取り込み画像処理をするシステムです。

同社は、「モジュラービジョンシステム」「表面検査システム」の2つの事業を展開しています。

これらの事業で開発されている「画像処理システム」「マシンビジョンシステム」等は、食品・飲料や電気自動車、物流、製薬といった分野で利用されています。

高精度な画像処理技術を搭載した同社のマシンビジョンは、製品の品質を保証することに貢献しています。

【ロボットとの関連】

コグネックスは、自動化装置・ロボットに必要不可欠な「画像処理システム」と「バーコードリーダシステム」を提供しています。

同社製品は、製造現場等に取り付けやすいことが特徴です。

製造現場等で装置の自動化やロボット活用が増えてくると、機械情報を可視化する必要があります。

装置の自動化では、製品の識別や検査を行うビジョンシステムが必要不可欠な存在です。

ロボット活用では、ロボットの「眼」になるマシンビジョンシステムが必要になります。

自動化技術やロボットのキーデバイスを開発する企業がコグネックスということですね。

【分析】

コグネックスの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2017年決算まで堅調に増加していました。

しかし、2018年から2019年決算まで減少しています。

売上高は若干の上昇傾向にあります。

直近の決算を見ると、本業での儲けが弱くなっていることがわかります。

安定性のある企業ですが、収益性の改善に注視する必要があります。

JBTテクノロジーズ【NYSE:JBT】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

フードテック、航空宇宙

【事業概要】

JBTテクノロジーズ(John Bean Technologies Corporation)は、食品加工と航空輸送分野に自動化システムを提供している企業です。

同社は、「フードテック」「エアロテック」の2つの事業を展開しています。

フードテック事業は、食品業界向けに冷凍食品加工や野菜・果実加工、自動梱包機、自動搬送機などを開発・製造・販売しています。

エアロテック事業では、航空機を移動(プッシュバック)させるトーイングカーや空港サービス、ゲート設備、空港管理システム等を提供しています。

【ロボットとの関連】

JBTテクノロジーズは、鶏肉や魚、野菜、ジュースなどを自動加工する製品・システムを提供しています。

同社の自動化システムは、食品ラインの自動化に貢献しています。

食品業界でも生産性向上のために、自動化やロボット導入の機会が増えています。

食品の自動加工等のニーズ増加に伴い、JBTテクノロジーズの事業にも恩恵がありそうです。

また、「食の姿を変える「食」のIT革命|アグリ・フードテック注目銘柄」でも解説しましたが、これから「食」の姿が大きく変わろうとしています。

同社は、乳製品の代替品に関連する処理技術やパッケージングソリューションも提供しています。

JBTテクノロジーズは、食品業界の自動化やデジタル化の恩恵を享受する可能性があります。

【分析】

JBTテクノロジーズの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も同様に増加しており、収益性と成長性を兼ねそろえた企業です。

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クアルコム【NASDAQ:QCOM】

【業種分類】

ソフトウェア・サービスと半導体

【関連分野】

自動運転、5G

【事業概要】

クアルコム(QUALCOMM Incorporated)は、移動体通信に関連するワイヤレス通信機器の開発や半導体の設計を行っている企業です。

同社は、富豪分割多元接続(CDMA)と呼ばれる通信技術の開発を行っています。

この技術はモバイル端末やネットワーク機器なども製品に使用されています。

また、集積回路の開発・設計も行っており、多くの製品に同社の技術が使われています。

【ロボットとの関連】

クアルコムは、ロボット向け5Gプラットフォーム「Qualcomm Robotics RB5」を提供しています。

これは、ロボット開発用キットでハードウェア、ソフトウェア、ツールを備えた「ロボティクス・プラットフォーム」です。

この製品は、高性能なロボットを開発するために作られました。

同社のロボット開発用キットは、独自の技術を搭載しており他社との差別化を図っています。

他社にはない魅力的な製品を活かして、高い成長が期待されるロボット市場から安定した収益を見込める可能性があります。

【分析】

クアルコムの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2018年決算まで減少傾向にありました。

EPSは、2018年決算で一時マイナスになっていました。

営業利益も大きく落ち込みました。

2019年決算では、営業利益とEPSともに回復しています。

ただ気になるのは、売上高がほぼ横ばい状態という点です。

安定性はあるのですが、成長が乏しいようにも見えます。

2021年以降は、5G市場が本格的に立ち上がってきます。

5G市場でどれだけ存在感を示せるかが注目ですね。

そして、ロボット用5Gの売上成長率も注視する必要があります。

ザイリンクス【NASDAQ:XLNX】

【業種分類】

半導体・半導体製造装置

【関連分野】

自動運転、量子コンピュータ、5G

【事業概要】

ザイリンクス(Xilinx, Inc.)は、半導体集積回路やプロセッサ技術を開発・設計している企業です。

同社は、自動車や医療機器、航空宇宙、通信機器、データセンターなど様々な分野に技術・製品を提供しています。

ザイリンクスの手掛ける製品は、シリコンデバイス(FPGA/SoC/3D IC等)やアクセラレータカード、イーサネットアダプタなどが挙げられます。

同社の部品を搭載した製品が多くの業界で使われています。

【ロボットとの関連】

第4次産業革命(Society5.0等)により、ロボットの活用範囲が広がると予想されています。

それと同時にロボットに要求される性能も高度なものになっていきます。

高性能ロボットには、制御・通信・データ分析・マシンビジョンといった複雑な処理が求められます。

それらの処理を容易に実装するために、高度な機能を搭載したプロセッサ技術が必要になってきます。

そこでザイリンクスの製品(FPGA/SoC)が、高性能ロボット開発にて重要な役割を果たすことが期待されています。

ザイリンクスは、高性能かつ拡張性の高い製品を開発・設計しており、多くのイノベーションを生み出しています。

実際にザイリンクスの製品は、手術支援ロボット「ダ・ビンチ・サージカル・システム」にも使われています。

高度な技術が要求される医療ロボットにも、導入実績があるということですね。

【分析】

ザイリンクスの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も同様に増加しています。

本業の強さもありますし、安定性と成長性を兼ねそろえた企業です。

FLIRシステムズ【NASDAQ:FLIR】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

自動運転

【事業概要】

FLIRシステムズ(FLIR Systems, Inc.)は、赤外線カメラ等のカメラシステムを開発・製造・販売している企業です。

同社は、自動車や政府・防衛機関、産業、インフラ分野に自社製品を展開しています。

政府・防衛機関には、走行ロボットやドローン、海上用監視システム、無人機用カメラなどの製品を提供しています。

産業分野には、サーモグラフィカメラやガス検知カメラ、マシンビジョンカメラ、測定試験用カメラなどの製品を提供しています。

インフラ分野には、交通用センサーや交通用カメラ、交通用ソフトウェア、消防活動用カメラ、小売トラフィックカメラなどの製品を提供しています。

【ロボットとの関連】

ソフトウェアの進展で高性能ロボットが登場し、ロボットの応用範囲が広りました。

しかし、生産現場などに使用する高性能ロボットには、ソフトウェアだけでなく「眼」も必要になります。

高性能ロボットの「眼」になるのは「カメラ」や「センサー」です。

高性能ロボットが普及していくにつれて、「眼」となるカメラシステムの需要も増加していくことが予想されます。

FLIRシステムズは、産業・インフラ向けカメラシステム(センサー含む)を多く開発・販売しています。

赤外線カメラ等のカメラシステムが同社の強みでもあります。

つまり、FLIRシステムズは「産業・インフラ分野向け高性能ロボット」の波及により大きな恩恵を受けるが考えられます。

また、同社は赤外線カメラを使った生産オートメーションシステムなども提案しており、工場の自動化に注力しています。

【分析】

FLIRシステムズの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで増加と減少を繰り返しています。

ほぼ横ばいの状態が続いていると言っても良いかもしれません。

安定性はありますが、成長性は気になりますね。

本業での儲けを増加させて、成長軌道を描けるかが焦点です。

同社が、自動運転やロボット分野でどれだけ成長できるのか注視する必要があります。

アンバレラ【NASDAQ:AMBA】

【業種分類】

半導体・半導体製造装置

【関連分野】

自動運転、5G、量子コンピュータ

【事業概要】

アンバレラ(Ambarella, Inc.)は、画像処理半導体や半導体チップ・ソリューション、映像圧縮技術を提供する企業です。

同社は、自動車やコンシューマー、インフラ分野に自社製品を展開しています。

自動車分野では、車載用センシングカメラ向けにプロセッサを提供しています。

コンシューマー分野では、VRやドローン、スポーツに使用されるカメラ向けにプロセッサを提供しています。

インフラ分野では、空港や交差点に使用する監視カメラ向けにプロセッサを提供しています。

アンバレラの製品は、独自のAIアルゴリズムや圧縮効率、低消費電力技術に強みがあります。

【ロボットとの関連】

FLIRシステムズ社のところで、ロボットの高度化で「眼」となるカメラが必要になると説明しました。

アンバレラは、このカメラの基盤となる半導体チップ及びソリューションを提供しています。

ロボットの高度化に対応する高性能カメラには、高速画像処理ができるプロセッサが必要になります。

同社は、カメラ用に設計された独自のハイエンド・プロセッサを様々な分野に提供しています。

つまり、高性能カメラの需要増加に伴い、同社の製品もその恩恵を受けることが考えられます。

また、ロボットの自動化(自律)を実現するプロセッサの開発・設計・販売も行っています。

【分析】

アンバレラの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで減少傾向にあります。

売上高も減少傾向にあります。

まずは黒字化できるかが焦点です。

同社の製品・ソリューションは、将来性があり自動運転やロボット分野で必要不可欠なものです。

今後、それらの分野でどれだけシェアを取れるのか、また利益率を上げられるのか注目したいですね。

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(株)キーエンス【東証1部:6861】

【業種分類】

テクノロジー・ハードウェア

【関連分野】

…..

【事業概要】

キーエンスグループは、FA(ファクトリー・オートメーション)用センサや計測機器を開発・販売している企業です。

キーエンスの特徴は、製造を完全外注にしているファブレス体制を取っている点です。

同社は、「電子応用機器」「その他」の2つの事業を展開しています。

電子応用機器事業は、センサや寸法測定器、安全機器、画像処理システム、マイクロスコープ、レーザマーカなど多岐にわたる製品を開発・販売しています。

また同社の製品をサポートするソフトウェアの開発も行っています。

これらの製品・サービスは、半導体工場や自動車工場、品質保証ライン工程などに使用されています。

その他の事業では、不動産や広告、マーケティングに関連する事業を展開しています。

【ロボットとの関連】

キーエンスは、産業オートメーションに必要不可欠なFA用センサの開発に強みを持っています。

FA用センサだけでなく、自社開発のソフトウェアも組み合わせたシステムを提案し、販売する点が他社と異なります。

ロボット関連の顧客を多く持ち、高い技術力を有する企業です。

【分析】

キーエンスグループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も同様に増加しています。

本業でしっかりと稼げていますね。

同社は、安定性と収益性を兼ねそろえた企業です。

ファナック(株)【東証1部:6954】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ファナックグループは、FA(ファクトリー・オートメーション)関連の機器を開発・製造・販売している企業です。

同社は、「FA」「ロボット」「ロボットマシン」の3つの事業を展開しています。

FA事業は、主にレーザ発振器やコンピュータ制御システム(CNC)、サーボモータを提供しています。

ロボット事業では、協調ロボットや溶接ロボット、ゲンコツロボットなどを提供しています。

これらのロボット製品は、食品・飲料業務や電気電子業界、機械加工に利用されています。

ロボットマシン事業は、主にロボドリル(小型切削加工)やロボショット(電動射出成型)、ロボカット(ワイヤカット放電加工)、ロボナノ(超精密加工)を提供しています。

【ロボットとの関連】

ファナックは、FA機器やロボット、数値制御(NC)装置を主力製品として事業を展開しています。

NC装置は、産業オートメーション(FA等)にて必要不可欠な製品です。

ファナックのNC装置は、世界シェアで約50%を占めています。

世界的に進む産業オートメーション(FA等)により、ファナックは大きな恩恵を受ける可能性があります。

【分析】

ファナックグループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2019年から2020年決算までは営業利益とEPSともに減少しています。

売上高も同じような推移となっています。

安定性のある企業ですが、今後どのように収益を伸ばしていくのか注視する必要があります。

日本電産(株)【東証1部:6594】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

EV、IoT、ドローン

【事業概要】

日本電産グループは、精密小型モータや電子部品などを開発・製造・販売している企業です。

同社は、主に「精密小型モータ」「車載」「家電・商業・産業」「機器装置」「電子・光学部品」の5つの事業を展開しています。

精密小型モータ事業は、HDD用モータや触覚デバイス、ファンモータなどを提供しています。

車載事業では、センサフュージョンや電動パワステ用モータ、EV用トラクションモータなどを提供しています。

家電・商業・産業事業は、エアコン用ファンモータや冷蔵庫用コンプレッサー、エレベータ用モーダなどを提供しています。

機器装置事業では、基板用ロボットや無人配送台車(AGV)、ロボット用精密減速機などを提供しています。

電子・光学部品事業では、電子機器に使われるスイッチやセンサなどの電子部品、スマホやカメラに使われる手振れ補正装置などの光学部品を提供しています。

同社は「車載」「ロボット」「IoT」「ヘルスケア」など様々な事業分野に自社製品を展開しています。

【ロボットとの関連】

いま日本電産は、ロボット分野に注力しています。

ロボットを動かすためには、必ずモータが必要になります。

日本電産は、モータの回転を力に変換する減速機「トラクションドライブ」の開発を行っています。

同社の減速機は、静かで動作音があまりしない特徴があります。

日本電産は、ロボットを動かす重要なパーツを作っています。

また同社は、無人配送台車やパワーアシストスーツの開発にも注力しています。

産業分野の無人化により、無人配送台車の需要は増加することが予想されています。

パワーアシストスーツは、人生100年時代において重要なツールになります。

このスーツは、高齢者の生活を支え身体機能を拡張してくれる機器です。

少子高齢化時代には”マストアイテム”となりそうですね。

日本電産は、モータ関連製品に強みを持っておりロボット用市場でも活躍が期待されています。

【分析】

日本電産グループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2018年決算から減少傾向にあります。

売上高は、2017年決算から若干の増加傾向にあります。

本業の儲けが弱くなっている点が気になります。

安定性のある企業であり、今後どのような成長戦略を打ち出してくるのか注目です。

三菱電機(株)【東証1部:6503】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

航空宇宙

【事業概要】

三菱電機グループは、重電やインフラシステムを提供している総合電機メーカーです。

同社は、「重電システム」「産業メカトロニクス」「情報通信システム」「電子デバイス」「家庭電器」「その他」の6つの事業を展開しています。

重電システム事業は、タービン発電機やエレベーター、ビル総合ソリューション、大型映像表示機器などを開発・製造・販売しています。

産業メカトロニクス事業では、産業用ロボットや配電用変換機、自動車用電装品、電力量計などを開発・製造・販売しています。

情報通信システム事業は、人工衛星やレーダー装置、ネットワークカメラシステム、アンテナなどを開発・製造・販売しています。

電子デバイス事業では、パワーモジュールや光学素子、高周波素子などを開発・製造・販売しています。

家庭電器事業では、ルームエアコンや冷蔵庫、掃除機、炊飯器などを提供しています。

その他の事業では、不動産や広告、金融などのサービスを提供しています。

【ロボットとの関連】

三菱電機は、産業用ロボットと協調ロボットを提供しています。

同社の産業用ロボットは、垂直多関節ロボットや水平多関節ロボット、マイクロ作業用ロボットなど幅広い製品ラインナップを提供しています。

同社の協調ロボットは、人がいる現場でも安心して使えるロボットとなっています。

また同社のロボットの強みは、ロボットだけでなくFA技術・製品も組み合わたロボット・ソリューションを提供している点です。

これまで培ってきたFA技術とロボットを合わせることで、難易度が高いと言われている生産現場へのロボット実装も容易となっています。

ロボットにあまり触れてこなかった人や企業でもロボットを簡単に導入できるようになっています。

【分析】

三菱電機グループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2018年決算から減少傾向にあります。

売上高の推移は、横ばい状態です。

同社は安定性のある企業ですが、収益性と成長性が気になります。

今後の成長戦略に期待したいところです。

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(株)安川電機【東証1部:6506】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

安川電機グループは、産業用ロボットやサーボモーター等の関連機器を提供している企業です。

同社は、「モーションコントロール」「ロボット」「システムエンジニアリング」の3つの事業を展開しています。

モーションコントロール事業は、世界首位のサーボモーターやインバータを開発・製造・販売しています。

ロボット事業では、自動車分野等で使用する溶接ロボットや塗装ロボットを開発・製造・販売しています。

システムエンジニアリング事業は、社会インフラや環境・エネルギー向けに鉄鋼プラントや水処理プラントなどを提供しています。

船舶用コンバータや太陽光発電用パワーコンディショナが挙げられます。

【ロボットとの関連】

安川電機の産業用ロボットは、世界累計販売台数で世界首位となっています。

同社は、産業用ロボットで必要になる「制御コントローラ」から「サーボモーター」までを自社で開発しています。

さらにアプリケーション技術や製造技術も内製しており、柔軟な開発・製造体制を整えています。

これが安川電機の産業用ロボットの強みとなっています。

また、協調ロボットの開発・製造や人工知能を搭載したロボットの開発も行っています。

安川電機としても、ロボット単体ではなくAI等の付加価値を付けて、ロボットシステムとして販売していきたいみたいです。

【分析】

安川電機グループの営業利益は、2017年から2018年決算まで大きく増加しました。

しかし、2019年決算から減少傾向にあります。

同社のEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで増加しています。

売上高は、ほぼ横ばいの状態です。

安定性のある企業ですが、少し収益性が乏しいようにも見られます。

オムロン(株)【東証1部:6645】

【業種分類】

テクノロジー・ハードウェア

【関連分野】

…..

【事業概要】

オムロングループは、制御機器や医療用機器、電子部品、ITシステムなどを技術・製品を開発・製造・販売している企業です。

同社は、「制御機器」「ヘルスケア」「社会システム」「電子部品」の4つの事業を展開しています。

制御機器事業は、産業用センサやFAシステム機器、インバータ、産業用ロボット、制御回などを提供しています。

ヘルスケア事業では、血圧計や体温計、低周波治療器、補聴器、体重計などを提供しています。

社会システム事業は、鉄道向けシステムや道路交通向けシステム、FAシステム、エネルギー効率化システムなどを開発・製造・販売しています。

電子部品事業は、リレーやスイッチ、コネクタ、センサ、アミューズメント向け機器などを提供しています。

【ロボットとの関連】

オムロンは、産業用ロボットと協調ロボット、モバイルロボットを提供しています。

同社の産業用ロボットは、パラレルロボットとスカラロボット、垂直多関節ロボットが挙げられます。

同時にビジョンシステムも提供しており、産業用ロボットの設計・実装が容易になる点が特徴です。

同社の協調ロボットは、オムロンの強みである「制御技術」を応用しており自由度の高いロボットとなっています。

これにより、協調ロボットの幅広い活用が期待されています。

同社のモバイルロボットは、AIが搭載されており自動でモノを運んでくれます。

いわゆる無人配送ロボットですね。

また、このモバイルロボットは、生産ラインの変更といった周囲の環境変化にも柔軟に対応できるみたいです。

【分析】

オムロングループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2019年決算から営業利益とEPSともに減少傾向にあります。

EPSは、2020年決算で大きく回復しています。

売上高は、2017年から2019年決算まで横ばいの状態が続いています。

EPSの回復で成長性が見られますが、本業での儲けが弱くなっている気がします。

収益性の改善に対して、どのような企業戦略を打ち出してくるのか注目です。

芝浦機械(株)【東証1部:6104】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

芝浦機械グループは、主に成形機と大型工作機械を提供している企業です。

同社は、「成形機」「工作機械」「その他」の3つの事業を展開しています。

成形機事業は、全電動式射出成形機や油圧式射出成型機、押出成形機、ダイカストマシンなどを製造・販売しています。

工作機械事業では、金型加工機や研削盤、ナノ加工システムなどを製造・販売しています。

その他の事業では、FAコントローラやサーボモータ、システムエンジニアリングなどを提供しています。

【ロボットとの関連】

芝浦機械は、産業用ロボットの開発を行っています。

同社の産業用ロボットは、スカラロボットや垂直多関節ロボット、直交ロボット、特殊ロボットがあります。

これらのロボットは、医療機器や自動車部品、家電、半導体、機械加工メーカーといった様々な分野で使われています。

同社は、産業用ロボットによる生産現場の工程自動化に貢献しています。

【分析】

芝浦機械グループの営業利益は、2017年から2020年決算まで減少傾向にあります。

EPS(1株当たりの利益)の方は、2017年から2020年決算まで増加しています。

しかし、売上高は横ばい状態が続いています。

安定した売上高の推移ですが、本業の儲けをどれだけ伸ばせるか注視する必要があります。

平田機工(株)【東証1部:6258】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

平田機工グループは、生産設備とエンジニアリングを提供している企業です。

同社は、主に「自動車関連」「半導体関連」「家電関連およびその他」の3つの事業を展開しています。

自動車関連事業は、電気自動車関連組立設備やエンジン組立設備、トランスミッション組立関連設備、自動車部品組立設備を提供しています。

半導体関連事業では、ウェーハ搬送ロボット・システムや真空プラットフォーム、有機EL蒸着装置やガラス基板搬送ロボットなどを提供しています。

家電関連およびその他の事業では、家電(掃除機/テレビ/冷蔵庫)組立設備やタイヤ搬送装置、タイヤ成形機、モバイル機器組立装置などを提供しています。

【ロボットとの関連】

平田機工は、小型から大型サイズまで幅広い産業用ロボットを提供しています。

ロボット技術は、平田機工のコアテクノロジーでもあります。

同社の産業用ロボットは、垂直多関節ロボットやガントリーロボット、直交型ロボット、天吊り水平多関節ロボットなどが挙げられます。

また同社は、自動面取り装置や部品自動供給搬送システムも提供しており、工場の自動化にも注力しています。

平田機工は生産設備の製造に強みがあり、その知見やノウハウを活かして、設備に最適化したロボットを展開しています。

【分析】

平田機工グループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2019年決算から減少傾向にあります。

売上高も、2018年決算を境に減少傾向にあります。

産業用ロボットの競合他社に対して、どのような戦略で差別化を図るのか注目したいですね。

それが同社の収益性にも影響してくると思います。

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SMC(株)【東証1部:6273】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

SMCは、主軸のFA用空気圧制御システムで世界首位の企業です。

同社は、FA(ファクトリー・オートメーション)に欠かせない自動制御機器製品の製造加工および販売、焼結濾過体と各種濾過装置の製造および販売を行っています。

同社の主要製品は、空気圧補助機器や圧縮空気清浄化機器、方向制御機器などが挙げられます。

【ロボットとの関連】

SMCは、産業用ロボットおよび協調ロボット向けに機器を製造・販売しています。

溶接ロボット向けには、クランプシリンダや冷却用機器、塗装ロボット向けにはチューブや空気清浄化機器、ハンドリングロボット向けにはハンドリング機器などを製造・販売しています。

また協調ロボット向けには、エアチャックや真空グリッパユニットなどを製造・販売しています。

【分析】

SMCの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2019年決算から減少傾向にあります。

売上高は、ほぼ横ばい状態が続いています。

売上高と営業利益の推移を見て、収益性が気になりますね。

今後、事業を成長軌道に戻せるか注視する必要があります。

(株)不二越【東証1部:6474】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

不二越グループは、切削工具や産業用ロボット、ベアリングを中心に開発・製造・販売している企業です。

同社は、「マシニング」「機能部品」「マテリアル」「ロボット」の4つの事業を展開しています。

マシニング事業は、切削工具や切断工具、工作機械、機械加工システムを提供しています。

機能部品事業では、自動車・鉄道・建設分野などにベアリングや油圧機器、カーハイドロリクスを提供しています。

マテリアル事業では、自動車・電子・通信分野などに特殊鋼やコーティング装置、洗浄装置などを提供しています。

ロボット事業では、自動車分野などに小型から中型サイズまでの産業用ロボットを提供しています。

また協調ロボットも手掛けており、変化し続ける現場のニーズに応えています。

【ロボットとの関連】

上記でも簡単に説明しましたが、不二越は産業用ロボットおよび協調ロボットを提供しています。

同社の手掛けるロボットは、主に自動車製造用ロボットです。

同社は、この自動車製造用ロボットに強みがあるようです。

【分析】

不二越グループの営業利益は、2016年から2017年決算まで増加しました。

2018年から2019年決算までは減少に転じています。

EPS(1株当たりの利益)の方は、2016年から2018年決算まで増加しています。

2019年には、減少となっています。

売上高は、2016年決算から若干の増加傾向にあります。

営業利益など収益性の改善に注視する必要があります。

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(株)ダイフク【東証1部:6383】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

eコマース

【事業概要】

ダイフクグループは、物流システムやマテハン機器(搬送システム)で世界首位を誇る企業です。

他にも、洗車機の製造・販売も行っています。

同社は、「イントラロジスティクス」「クリーンルーム」「オートモーティブ」「エアポート」「オートウォッシュ」「エレクトロニクス」の6つの事業を展開しています。

イントラロジスティクス事業は、eコマースを含む物流や製造分野の効率化と自動化ソリューションを提供しています。

製品としては、立体自動倉庫や無人搬送車(AVG)、コンベヤ、ピッキングシステム、倉庫管理システムなどが挙げられます。

クリーンルーム事業は、半導体や液晶パネル等を製造している工場向けに製品を提供しています。

製品としては、クリーンルーム用搬送機や関連システムなどが挙げられます。

オートモーティブ事業では、自動車生産ライン向けに自動化・省人化システムを提供しています。

製品としては、プレス機器や溶接・塗装・組立ロボットなどが挙げられます。

エアポート事業は、空港向けに手荷物処理システムや運営システム、セキュリティチェックポイントなどを提供しています。

オートウォッシュ事業は、ガソリンスタンドやカーディーラー向けに洗車機やシステムを提供しています。

エレクトロニクス事業では、産業用エッジAIコンピュータやデジタル入出力ボード、操作パネル、産業用スイッチングハブなどを提供しています。

【ロボットとの関連】

ダイフクは、物流とクリーンルーム分野にロボットと自動化ソリューションを提供しています。

同社のロボットは、物流で使用される無人搬送車、クリーンルームで使用される自動ピッキングロボットが挙げられます。

また立体自動倉庫を手掛けており、オートメション技術にも力を入れている企業です。

【分析】

ダイフクグループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も増加傾向にあります。

安定性と収益性を兼ねそろえた企業です。

(株)自律制御システム研究所【東証1部:6232】

【業種分類】

テクノロジー・ハードウェア

【関連分野】

ドローン

【事業概要】

自律制御システム研究所グループは、国産の産業用ドローンを開発・製造・販売をしている企業です。

また同社は、ロボットの自律制御技術を用いて無人化やIoT化の実現を目指して事業を展開しています。

同社は、ドローンを物流やインフラ、災害等のソリューションに使用しています。

【ロボットとの関連】

自律制御システム研究所は、国産の産業用ドローンを提供している点で注目されていますが、その技術力にも期待されています。

同社は、独自の自律制御技術を開発しており、ロボットへの応用も期待されています。

【分析】

自律制御システム研究所グループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年までマイナスとなっています。

マイナスではあるものの、赤字幅縮小など改善の兆しが見られます。

売上高は、2017年から2020年まで大きく増加しています。

まずは黒字化が必要ですが、成長性とポテンシャルのある企業だと思います。

※追記:2020年決算で、営業利益はプラスとなっています。

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IDEC(株)【東証1部:6652】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

IDECグループは、自動車や半導体、ロボット、インフラ分野に制御機器を製造・販売している企業です。

同社は、「スイッチ」「インダストリアルコンポーネンツ」「オートメション/センシング」「安全・暴爆」「その他」の5つの事業を展開しています。

スイッチ事業では、ジョイスティックや制御用操作スイッチ、表示灯などを提供しています。

インダストリアルコンポーネンツ事業では、自動倉庫や工作機械、半導体製造装置向けに制御用リレーやスイッチング電源、産業用LED照明を提供しています。

オートメション/センシング事業では、IoTや産業現場向けにプログラマブルコントローラや自動認識機器、センサなどを提供しています。

安全・暴爆事業では、生産現場向けに安全スイッチやセーフティレーザスキャン、セーフティコントローラ、防爆コントロールボックスなどを提供しています。

その他の事業では、協調安全ロボットシステムやメガソーラー事業、次世代農業ソリューションなどを提供しています。

【ロボットとの関連】

IDECのグループ会社で、協調安全ロボットシステムおよびソリューションを提供しています。

同社の協調安全ロボットシステムは、自社の安全システムを軸に、米ユニバーサルロボット社や三菱電機のロボットを組合せた製品となります。

同社のロボットシステムは、食品業界や自動車部品業界、電子部品業界などで使われています。

【分析】

IDECグループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2018年決算まで増加していました。

しかし、2019年決算から減少傾向にあります。

売上高は、2017年から2019年決算まで少しずつ増加しています。

(株)ハーモニック・ドライブ・システムズ【JASDAQ:6324】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ハーモニック・ドライブ・システムズグループは、主に精密制御減速装置を開発・製造・販売している企業です。

同社は、減速機「ハーモニックドライブ」「アキュドライブ」「ハーモニックプラネタリ」を提供しています。

また、減速機とセンサ、コントロールなどを組合せた「メカトロニクス製品」も提供しています。

同社の減速機は、産業用ロボットや半導体製造装置、無人搬送車(AGV)、宇宙産業などに使用されています。

【ロボットとの関連】

ハーモニック・ドライブ・システムズは、産業用ロボットや協調ロボット、小型指ロボットモジュール向けに減速機を提供しています。

産業用ロボットと小型指ロボットモジュールの関節部に同社の減速機が使われています。

他には、協調ロボットの間接部にも同社の減速機が使われています。

【分析】

ハーモニック・ドライブ・システムズグループの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで堅調に増加していました。

2020年決算では、営業利益およびEPSともマイナスに転じています。

売上高は、2017年から2019年決算まで大きく増加していました。

2020年決算では、減少しています。

本業の強さを示す営業利益の黒字化が急務ですが、成長率の高い企業ではないでしょうか。

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サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック【NYSE:TMO】

【業種分類】

医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス

【関連分野】

…..

【事業概要】

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(Thermo Fisher Scientific Inc.)は、医薬品やライフサイエンスに関連する製品を開発・製造・販売する企業です。

この企業は、「ライフサイエンス・ソリューション」「分析機器」「特殊診断」「検査機器・サービス」の4つの事業を展開しています。

ライフサイエンス・ソリューション事業は、新薬・ワクチンの開発と製造や診断用の試薬、消耗品を幅広く提供しています。

これらの製品やサービスは、製薬会社や農業分野、政府機関の顧客に販売しています。

分析機器事業では、研究所や工場現場で使用される分析アプリケーションを提供しています。

分析アプリケーションとしては、クロマトグラフィーや化学分析、構造分析など多岐にわたります。

特殊診断事業は、生産性を上げる診断・検査キットを提供しています。

また、診断に必要となる機器・製品を幅広く提供しています。

検査機器・サービス事業では、ラボや工場現場の検査室で使用する機器・製品とソフトウェアを提供しています。

自社の製品にソフトウェアを組合せて「検査の自動化」といったサービスを提供しています。

【ロボットとの関連】

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックは、製薬やライフサイエンス分野で生産性を上げるオートメーション技術とサービスを提供しています。

たとえば、他検体サンプル処理の自動化、分注作業などを自動で行うビペッティングロボットが挙げられます。

幅広い顧客層に対して、自社の自動化技術を利用した製薬ロボット・サービスを提供している企業になります。

【分析】

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も増加傾向にあります。

同社の営業利益やEPS、売上高はきれいな右肩上がりです。

安定性と収益性、成長性を兼ねそろえた優良企業です。

財務健全性もありますね。

インテュイティブサージカル【NASDAQ:ISRG】

【業種分類】

ヘルスケア機器・サービス

【関連分野】

遠隔治療

【事業概要】

インテュイティブ・サージカル(Intuitive Surgical Inc.)は、医療用ロボットを開発・製造し世界中に販売している企業です。

自社の独自ロボット製品や機器、サービスにより患者の負担が少ない医療支援システムを提供しています。

医療用ロボットの市場を独占している状態です。

【ロボットとの関連】

同社の主力製品は、手術支援ロボット「ダ・ビンチ・サージカル・システム」です。

有名なロボットシステムなので、聞いたことがあるかもしれません。

このロボットシステムは、「高解像度カメラ」「操作用コックピット」「40種類以上のロボットアーム」「自然な手術操作を可能にするシステム」「手術の様子を映し出すモニター」で構成されています。

医師は操作用コックピットで、40種類以上のロボットアームを遠隔操作して手術を行います。

このロボットシステムの強みは、手術で必要とされる繊細でセンシティブな動きをロボットアームで忠実に再現できる点です。

「ダ・ビンチ・サージカル・システム」は、遠隔操作を得意としており遠隔地でも手術ができると期待されています。

オンライン時代における、遠隔治療や遠隔手術で必要不可欠な存在になる企業かもしれませんね。

【分析】

インテュイティブ・サージカルの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も同様に増加傾向にあります。

本業の強さが見て取れます。

安定性と成長性を兼ねそろえた企業です。

財務健全性も良さそうです。

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グローバス・メディカル【NYSE:GMED】

【業種分類】

ヘルスケア機器・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

グローバス・メディカル(Globus Medical, Inc.)は、脊椎や筋骨格系を中心とする医療機器を開発・製造・販売する企業です。

この企業は、医療機器の販売から技術的なアドバイスやコンサルティング、ロボットプラットフォームまで幅広く事業を展開しています。

【ロボットとの関連】

グローバス・メディカルは、脊髄用ロボットナビゲーションプラットフォーム「ExcelsiunGPS」を提供しています。

このプラットフォームは、脊髄手術用ロボットアームとナビゲーションシステムを融合させたものになります。

ロボットアームだけでなくナビゲーション機能も追加することで、脊髄手術の精度を向上させることを目指しています。

この企業は、ニッチな市場でプラットフォーマーとして存在感を示しています。

【分析】

グローバス・メディカルの営業利益は、2016年から2019年決算までゆっくりと増加しています。

同社のEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2018年決算まで増加していましたが、2019年決算で若干減少しました。

売上高の推移は、きれいな右肩上がりです。

安定性のある企業ですね。

ただ、EPSの減少が気になります。

今後は、同社の成長性に注目する必要がありそうです。

ノヴァンタ【NASDAQ:NOVT】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ノヴァンタ(Novanta Inc.)は、光工学を利用した精密加工装置やモーション・コントローラ部品などを開発・製造・販売している企業です。

同社の主力テクノロジーは、加工用レーザーや高精度スキャナー技術、エンコーダ、モータなどが挙げられます。

この企業は、主に「先進製造分野」「医療分野」に自社の製品を展開しています。

【ロボットとの関連】

ノヴァンタは、工場の自動化に必要な「多関節アーム」の部品や手術用ロボットアームの部品を提供しています。

高性能ロボットを支える部品を開発している企業になります。

ロボット分野に要求される”技術”、”精度”、”自由度”は年々高まっています。

それは、人を介さずに現場を自動化する「第4次産業革命」が注目されているからです。

高度化したロボットを使用して、生産性を向上させる動きが世界中で広がっています。

同社のロボット部品は、高度化していくロボット分野を支えています。

【分析】

ノヴァンタの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで増加と減少を繰り返しています。

営業利益とEPSのピークは、2017年決算でした。

売上高は、2015年決算からゆっくりと増加しています。

安定した企業ですが、成長性が気になります。

営業利益とEPSの回復に注視する必要があります。

アキュレイ【NASDAQ:ARAY】

【業種分類】

ヘルスケア機器・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

アキュレイ(Accuray Incorporated)は、放射線治療に使用される機器・システムを開発・製造・販売している企業です。

同社は、強度変調放射線療法システムといった様々な治療システムをテーラーメイドで提供しています。

放射線治療に特化した企業ですね。

【ロボットとの関連】

アキュレイは、産業用ロボットアームに照射装置を取り付けた「ロボット型放射線治療システム」を展開しています。

ロボットアームを使用することで、放射線を様々な方向に向けることができ、自由度の高い放射線治療を実現しています。

さらにAI技術と組み合わせて、腫瘍の発見を手助けする機能もセットになっているようです。

このシステムにより、放射線治療の所要時間を減らし、患者さんの負担をできるだけ取り除くことができます。

ニッチな市場で独自の技術を展開している企業ですね。

【分析】

アキュレイの営業利益は、2016年から2018年決算までマイナスでした。

2019年から2020年決算までは、プラスに転じて増加しています。

同社のEPS(1株当たりの利益)は、2018年決算と2020年決算でプラスとなっています。

EPSに関しては、増加と減少を繰り返している感じです。

売上高は、ほぼ横ばい状態が続いています。

成長性が見られますが、きれいな成長軌道にまだ乗れていない気がします。

今後の成長戦略に注目したいですね。

ストライカー【NYSE:SYK】

【業種分類】

ヘルスケア機器・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ストライカー(Stryker Corporation)は、整形外来や脳神経技術、医療機器を開発・製造・販売している企業です。

同社は、「整形外来」「内科・外来用機器」「脳神経・脊髄テクノロジー」「エマージェンシーケア」の4つの事業を展開しています。

整形外来事業は、人工股関節や脊髄インプラント、ロボット技術を使用したソリューションを提供しています。

内科・外来用機器事業では、内視鏡関連機器などの手術で必要になる幅広い機器を提供しています。

脳神経・脊髄テクノロジー事業は、脳血管疾患を対象とした血管内治療に使用される製品などを提供しています。

エマージェンシーケア事業では、自動心臓マッサージシステムや電動式緊急搬送用ストレッチャーなどの製品を提供しています。

【ロボットとの関連】

ストライカーは、手術支援用ロボットのアームやそれに関連するシステムを提供しています。

この企業は、手術支援用ロボットシステムを使った「人工股関節全置換術」や「人工膝関節全置換術」への保険適用も既に取得しています。

ロボット技術やオンライン化が進むにつれて、ロボットを使用した医療分野の成長が見込まれています。

医療用ロボットの技術を高めることも大事ですが、そのロボットの保障制度も重要になってきます。

ロボット関連の製品だけでなく保険までカバーしたストライカーは、他社をリードしていく可能性がありますね。

今後の事業展開が気になります。

【分析】

ストライカーの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2015年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も、しっかりと増加しています。

安定性と成長性を兼ねそろえた優良企業です。

ステレオタキシス【NYSE:STXS】

【業種分類】

ヘルスケア機器・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ステレオタキシス(Stereotaxis Inc)は、医療用ロボットシステムや器具を開発・製造している企業です。

【ロボットとの関連】

この企業は、医療用ロボット技術で世界的にもリーダ的な存在です。

多くの研究機関で、臨床試験の自動化に貢献しています。

【分析】

調査中…..

テカン【SWX:TECN】

【業種分類】

ヘルスケア機器・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

テカン・グループ(Tecan Group AG)は、医療関連の研究施設にオートメション技術やキット・システムを提供している企業です。

同社は、臨床・診断分野に自社製品を提供しています。

同社の製品には、リキッドハンドリングや自動分注機、化合物管理用オートメション技術などを提供しています。

【ロボットとの関連】

テカンは、臨床・診断の自動化を実現するためにロボットを提供しています。

同社のロボットおよび自動化技術は、「分注用ロボットアーム」「液体ハンドリング直交ロボット」「分注自動化システム」などが挙げられます。

【分析】

テカングループの営業利益は、2015年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も同様に増加傾向にあります。

本業での儲けもしっかりしており、収益性のある企業です。

※EPS(1株当たりの利益)は、調査中…..

上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)【TPE:2049】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

ハイウィン・テクノロジーズ(HIWIN TECHNOLOGIES CORP.)は、工作機械部品と産業用ロボットの開発・製造・販売している企業です。

同社は、産業機械分野にボールねじや減速機、DCモータ、電源ドライバーなどを提供しています。

【ロボットとの関連】

ハイウィン・テクノロジーズは、産業分野に「多軸・電動ロボット」と医療分野に「介助歩行訓練ロボット・内視鏡ホルダーロボット」を提供しています。

多軸ロボットでは、垂直多関節ロボットやスカラロボット、ウェーハ搬送ロボットなどを提供しています。

【分析】

ハイウィン・テクノロジーズの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2018年決算まで堅調に増加していました。

2019年決算では、営業利益とEPSともに減少となっています。

売上高は、2016年から2018年決算まで増加しており、2019年決算では減少となっています。

同社の2020年決算では、改善の兆しが見られています。

右肩上がりの成長軌道に戻せるか注目です。

シュナイダー・エレクトリック【EPA:SU】

【業種分類】

資本財・サービス

【関連分野】

…..

【事業概要】

シュナイダー・エレクトリック(Schneider Electric SE)は、エネルギー関連とオートメション技術のソリューションを提供している企業です。

同社は、フランスに拠点を置いています。

同社は、主に「受配電・ビルディング」「エネルギー」「インダストリー」「IT」の4つの事業を展開しています。

受配電・ビルディング事業は、ブレーカーやスイッチ、ケーブルなどの製品を提供しています。

エネルギー事業では、電力情報の見える化や自動化の製品を提供しています。

中電圧スイッチギアやグリッドオートメションなどが挙げられます。

インダストリー事業では、センサー・RFIDシステムやタッチパネル表示器、制御機器などを提供しています。

IT事業では、無停電電源装置やサージ保護などの製品を提供しています。

【ロボットとの関連】

シュナイダー・エレクトリックは、ロボットソリューションを提供しています。

同社の製品としては、産業用ロボットを自動化するコントローラやソフトウェア、サーボドライブなどが挙げられます。

工場をデジタル化・自動化するために、産業用ロボット向けのシステム・サービスを展開している企業です。

【分析】

シュナイダー・エレクトリックの営業利益とEPS(1株当たりの利益)は、2016年から2019年決算まで堅調に増加しています。

売上高も増加傾向にあります。

同社は、安定性と成長性を兼ねそろえた優良企業です。

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まとめ|ロボット+αで差別化

この記事では、ロボット分野の将来性とロボットに関連する注目銘柄について解説しました。

多くの企業を紹介しましたが、どの企業もロボット単体ではなく、ロボットにAIやソフトウェアを組合せたロボットシステムを提供しています。

ロボットにIoT技術やAI技術を付加することで、差別化を図っています。

ただ、ロボットやオートメション分野は、自動車と電子デバイス業界に依存している部分があります。

なぜなら、自動車と電子デバイス業界での売上高が多くの占めているからです。

ロボット分野は、「自動車と電子デバイス業界の景気に左右されやすい」(可能性がある)ということも知っておく必要があります。

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