【CYBR】特権アクセス管理で敵なし!IDセキュリティの世界的リーダー|サイバーアーク・ソフトウェア

CYBR_表題

こんにちは、かーくんです。

この記事では、サイバーセキュリティ市場で売上高を伸ばし続けている、サイバーアーク・ソフトウェア【NASDAQ:CYBR】の企業情報や貸借対照表、決算を解説します。

本記事の内容は以下になります。

  1. サイバーアーク・ソフトウェアの企業情報
  2. サイバーアーク・ソフトウェアの貸借対照表
  3. サイバーアーク・ソフトウェアの決算

サイバーアーク・ソフトウェア【NASDAQ:CYBR】は、一体何をしている企業か?

さっそく見ていきましょう。

サイバーアーク・ソフトウェアの企業情報

<Ticker symbol>

【NASDAQ:CYBR】

<関連分野>

AI、サイバーセキュリティ

<企業情報>

サイバーアーク・ソフトウェア(Cyber​​Ark Software)は、特権アクセス管理およびIDセキュリティを提供しているイスラエルの企業です。

エンドポイントからデータベース、マルチクラウドのITインフラに至るまで、今の時代は様々なIDや特権アクセスが存在しています。

同社は、これらのアクセス管理を包括的に保護するセキュリティ・ソリューションを提供しています。

IDセキュリティと特権アクセス管理の分野においてグローバルリーダーであり、銀行やインフラ、ヘルスケアなどの業界にソリューションを展開しています。

Gartner(ガートナー)のレポートでも、3年連続で評価されています。

また、米国および世界各国で200を超えるセキュリティの特許を取得・申請しており、今後も成長が期待できる企業です。

<事業概要>

サイバーアーク・ソフトウェアは、主に「Privilege」「Access」「DevSecOps」の3つのプロダクトを提供しています。

これらのプロダクトをカスタマイズして、ゼロトラストやコンプライアンス管理、セキュアな業務自動化などのソリューションを提供しています。

Privilegeは、特権アクセス管理に関するプロダクトになります。

特権アクセス管理によるセキュリティ制御をエンドポイントからクラウドに至るまで、すべてのID、デバイス、アプリケーションに適用できます。

特権アカウントや認証情報を常に検出・管理・監視し、サイバー攻撃を未然に防ぐ機能を搭載しています。

また、人工知能(AI)を活用して、クラウド全体で可視化されていない、あるいは誤って設定されているアクセス権を検出・修復する機能も提供しています。

Accessは、アクセスIDを管理・強化するプロダクトになります。

このプロダクトでは、AIを活用することで、サイバー脅威を排除しながらユーザーのアクセスIDを維持しています。

また同社はセキュリティに対して、”パスワードだけでは不十分”という考え方を持っています。

そのため、パスワードだけでなくユーザーの挙動や兆候も常に監視することで、ユーザーが本人かどうかを判断しています。

これにプラスして、シングルサインオンや多要素認証の機能も搭載しており、全方位のサイバー脅威からユーザーを保護しています。

DevSecOpsは、DevSecOpsに携わる開発担当者やそれ以外の人に紐づけられたIDアクセスを保護・管理するプロダクトです。

デジタル化が進み、最近ではデジタルサプライチェーンのアプリケーションコードが、サイバー攻撃の標的となるケースが増えています。

同社は、このプロダクトを通じて、アプリ開発者に負担をかけることなくDevSecOpsパイプライン全体のセキュリティを保護しています。

アプリ開発者や自動化ツールがデータベース、クラウド、重要なリソースなどへアクセスする際に使用する特権認証情報を、一元管理し監視することで安全を確保しています。

開発担当者に負担をかけずにDevSecOps全体を保護できる点は、評価されるポイントであり今後も重要視されるところだと思います。

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<注目ポイント>

サイバーアーク・ソフトウェアは、エンドポイントからデータベース、DevSecOpsまで、様々な対象の特権アクセスを一元管理できる”特権アクセス基盤”を強みとしている企業です。

特権アクセス管理の特許数や技術力で、この分野のグローバルリーダーとなっており、Gartner(ガートナー)のレポートでも高い評価を受けています。

クラウド移行やDXの波により市場規模が拡大しており、同社の収益成長が今後ますます加速していくと考えられます。

サイバーアーク・ソフトウェアの貸借対照表

CYBR_貸借対照表

サイバーアーク・ソフトウェアの貸借対照表になります。(※2021年10月時点)

自己資本比率は、45.27%となっています。

流動比率は395%、当座比率は386%となっています。

固定比率は、8.9%です。

流動比率が100%を大きく上回っているので、”短期的な支払い能力”は問題なさそうです。

少し厳しく安全性を見ても、当座比率が100%を大きく上回っているので、短期的な財務健全性は大丈夫そうですね。

固定比率は100%よりもかなり低い水準なので、”長期的な財務健全性”も良さそう見えます。

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サイバーアーク・ソフトウェアの決算

ここでは、サイバーアーク・ソフトウェアの「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。

売上高とEPS(1株当たりの利益)

<四半期>

CYBR_<四半期>_売上高&EPS

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の売上高は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

2021年四半期(Q3, 4除く)のEPS(1株当たりの利益)は、前年同期比を上回っているものがありません。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年の売上高とEPSは、Q1~Q4で右肩上がりに増加していました。

2020年の売上高はQ1、Q2、Q4で前年同期比を上回っており、EPSはすべての四半期で前年同期比を下回っていました。

※EPSは、Non-GAAPを参照

<通期>

CYBR_<通期>_売上高&EPS

通期の売上高は、2017年から2020年決算まで堅調に増加しています。

通期のEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで右肩上がりに増加していましたが、2020年決算で前年比マイナスとなっています。

売上高は、グラフから見てわかるように好調ですね。

同社は、収益性と成長性を兼ね備えた企業ですね。

※EPSは、Non-GAAPを参照

営業利益と当期純利益

<四半期>

CYBR_<四半期>_営業利益&当期純利益

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の営業利益および当期純利益は、すべての四半期で前年同期比を下回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年四半期の営業利益当期純利益では、すべての四半期で黒字となっていました。

2020年四半期の営業利益当期純利益は、すべての四半期で前年同期比を下回っていました。

<通期>

CYBR_<通期>_営業利益&当期純利益

通期の営業利益当期純利益は、2020年決算を除き2017年から2019年決算まで堅調に増加しています。

2020年決算で利益が大幅に減少した要因は、研究開発費の増加です。

事業を拡大するために資金を研究開発費に回して、企業成長に多くのコストをかけています。

2020年に入ってから研究開発費への先行投資が加速しており、2021年Q2には研究開発費が前年同期比で47%も増加しています。

利益よりも企業の収益成長(事業拡大)にフォーカスしている感じですね。

サイバーアーク・ソフトウェアの決算では、今のところ利益面よりも”売上高継続率”や”売上高成長率”の伸びをチェックした方が良さそうですね。

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