【DT】クラウド・モニタリングのリーダー!複雑化するクラウドをAIで簡素化|ダイナトレース

DT_表題

こんにちは、かーくんです。

この記事では、驚異的なスピードで売上高成長率を伸ばしている、ダイナトレース【NYSE:DT】の企業情報や貸借対照表、決算を解説します。

事業内容、決算を見れば、ダイナトレースの将来性についても分かってくると思います。

ダイナトレース【NYSE:DT】のビジネスモデルと似ている競合他社でデータドッグという企業があります。

以下の記事でデータドッグについて紹介しているので、興味がある方はご覧ください。

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DDOG_表題

またダイナトレース【NYSE:DT】は、下記のDX・RPAとサイバーセキュリティ関連銘柄となっています。

DX・RPAとサイバーセキュリティ関連で、他の銘柄も気になる方はご覧ください!

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本記事の内容は以下になります。

  1. ダイナトレースの企業情報
  2. ダイナトレースの貸借対照表
  3. ダイナトレースの決算

ダイナトレース【NYSE:DT】は、一体何をしている企業か?

さっそく見ていきましょう。

ダイナトレースの企業情報

<Ticker symbol>

【NYSE:DT】

<関連分野>

AI、DX・RPA

<企業情報>

ダイナトレース(Dynatrace, Inc.)は、複雑化するクラウドを人工知能(AI)で簡素化する、クラウド・モニタリングのソリューションを提供している企業です。

同社は、自動車や教育、金融サービス、小売、メディアなどの分野にこのソリューションを展開しています。

クラウド・モニタリングは、デジタルトランスフォーメーションを加速させる起爆剤として注目されています。

同社は、ビジネス(クラウド・モニタリング)の軸となる”ソフトウェアインテリジェンス・プラットフォーム”を提供しています。

このプラットフォームは、ログ解析やトレース、自動化、AI、セキュリティを1つに統合した、オールインワンのプラットフォームとなっています。

AIエンジンによる正確な回答で顧客のマニュアル作業(定型業務)を自動化し、生産性向上に貢献しています。

また、AmazonやMicrosoft、Google等のクラウドをすぐに連携させることができ、幅広いユースケースに対応した、利便性の高いマルチクラウドを実現しています。

顧客のエコシステムに同社のオープンAPIを組み込むことで、クラウドの運用やモニタリング作業を自動化し、DXを推進しています。

<事業概要>

ダイナトレースは、主に「自律型クラウド」「マイクロサービス&コンテナ」「DevOps」「IoT監視」「デジタル・エクスペリエンス」の5つのソリューションを通じて事業を展開しています。

自律型クラウドは、ソフトウェア配信やITの運用を人工知能(AI)で自動化するソリューションです。

複雑化するクラウドの管理や操作、異常検出、修復を自動化することで、ユーザーの生産性向上に貢献しています。

このソリューションを活用することで、クラウドの自動(無人)運用を実現できるます。

マイクロサービス&コンテナは、マイクロサービスとコンテナをリルタイムで監視・可視化するソリューションです。

マイクロサービスとは、アプリケーションを小さな独立したサービスに分割し、必要な機能だけを提供するサービスです。

このソリューションを通じて、マイクロサービスの自動検出、アプリケーションのパフォーマンス向上、トレースやログなどのデータ収集を提供しています。

DevOpsは、モニタリング機能とAIを活用してDevOpsを合理化するソリューションを提供しています。

可視化ツール、自動化機能、AIを統合したDevOpsツールチェーンにより、配信速度の高速化やコードの品質向上、スループット向上を行っています。

開発側と運用側の連携(コラボレーション)を改善し、ソフトウェア開発を支援している感じですね。

IoT監視は、エッジデバイスからモバイルデバイス、アプリケーションまでを可視化・監視するソリューションです。

インターネットに接続されたデバイスを検出・監視・管理するソフトウェア・サービス、デバイスのデータを分析しインサイトを提供するソフトウェア・サービスが含まれています。

最近では、インターネットに接続するデバイスが増え、IoT機器が複雑化しています。

このような背景から、複雑化するIoTをAIでモニタリングし、パフォーマンスを向上させている同社のソリューションは魅力的ですね。

デジタル・エクスペリエンスは、ユーザー目線でデジタル環境を監視し改良する、アプリケーション・パフォーマンス監視のソリューションです。

ユーザーのクリックやスワイプ、タップ操作をリアルタイムで監視することで、ユーザー目線での改良が行えます。

AIを活用することで、ユーザーに影響を及ぼす前に問題を予想・検出することができます。

同時に、問題を予防し、自動的に解決するソフトウェアも組み込まれているので便利ですね。

ちなみに、同社のデジタル・エクスペリエンスは、顧客満足度で高い評価を受けており、業界のリーダーとして注目されています。

このソリューションは、カスタマーエクスペリエンス(CX)に貢献している感じですね。

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<注目ポイント>

ダイナトレースは、オールインワンのモニタリング・プラットフォームを強みに持っている企業です。

同社のプラットフォームは、強力なAIエンジン、ログ・データ解析、可視化ツールなどを組み合わせており、他社には無いプラットフォームとなっています。

このプラットフォームが高く評価され、Gartnerレポートでも「DevOps/アプリ開発、SRE/クラウド運用、IT運用、デジタル・エクスペリエンス」において最高評価を得ています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上で、クラウドのモニタリングは必要不可欠です。

世界中で加速しているDXにより、同社の収益成長が期待できます。

これからも伸びていく分野にビジネスを展開しており、将来性がありそうな企業ですね。

ダイナトレースの貸借対照表

DT_貸借対照表

ダイナトレースの貸借対照表になります。(※2021年11月時点)

自己資本比率は、49.36%となっています。

流動比率は110%、当座比率は88%となっています。

固定比率は、20.6%です。

流動比率が100%を上回っているので、”短期的な支払い能力”は問題なさそうに見えます。

少し厳しく安全性を見ると、当座比率が100%を少し下回っている状況です。

固定比率は100%よりも低い水準なので、”長期的な財務健全性”も良さそう見えます。

ダイナトレースの決算

ここでは、ダイナトレースの「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。

売上高とEPS(1株当たりの利益)

<四半期>

DT_<四半期>_売上高&EPS_2

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2022年四半期(Q3, Q4除く)の売上高とEPS(1株当たりの利益)は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2020年の売上高とEPSは、Q1~Q4で堅調に増加していましたね。

2021年の売上高とEPSは、Q1~Q4の全てで前年同期比を上回っていました。

※EPSは、Non-GAAPを参照

<通期>

DT_<通期>_売上高&EPS

通期の売上高は、2018年から2021年決算まで右肩上がりに増加しており、好調です。

通期のEPS(1株当たりの利益)は、2019年から2021年決算まで堅調に増加していて、急成長ぶりがうかがえます。

同社は、収益性と成長性を兼ね備えた企業ですね。

※1. 2018年決算のEPSが見つからなかったためデータは2019年~

※2. EPSは、Non-GAAPを参照

営業利益と当期純利益

<四半期>

DT_<四半期>_営業利益&当期純利益_2

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2022年四半期(Q3, Q4除く)の営業利益は、前年同期比を上回っているものがありません。

2022年四半期(Q3, Q4除く)の当期純利益は、Q2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2020年四半期の営業利益当期純利益は、Q1とQ2で赤字となっていましたが、Q3から黒字化を実現しています。

2021年四半期の営業利益当期純利益は、Q1~Q4の全てで前年同期比を上回っていました。

<通期>

DT_<通期>_営業利益&当期純利益

通期の営業利益当期純利益は、2018年から2020年決算まで赤字幅を拡大していましたが、2021年決算で大きく改善しています。

2020年決算までは研究開発への先行投資で赤字となっていましたが、2020年後半から投資回収がうまく進んでいる感じですね。

つまり、研究開発してきた技術が花開き、儲かっているということですね。

売上高営業利益率においても、2021年決算から大きく改善しています。

この黒字化の流れを維持できるか注目ですね。

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