【IRDM】小型人工衛星で急成長を目指す|イリジウム・コミュニケーションズ

イリジウムの表題

こんにちは、かーくんです。

この記事では、イリジウム・コミュニケーションズ【NASDAQ:IRDM】の企業情報から決算までを解説します。

イリジウム・コミュニケーションズ【NASDAQ:IRDM】は、下記の宇宙関連銘柄となっています。

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本記事の内容

  1. イリジウム・コミュニケーションズの企業情報
  2. イリジウム・コミュニケーションズの貸借対照表
  3. イリジウム・コミュニケーションズの決算

イリジウム・コミュニケーションズ【NASDAQ:IRDM】は、一体何をしている企業か?

さっそく見ていきましょう。

イリジウム・コミュニケーションズの企業情報

<Ticker symbol

NASDAQ:IRDM

<関連分野>

IoT、航空宇宙

<企業概要>

イリジウム・コミュニケーションズ(Iridium Communications Inc.)は、低軌道上に移動衛星を打ち上げ、衛星通信サービスを提供している企業です。

同社は、単なる衛星通信会社ではなく、衛星通信を支える地上インフラ設備も整っています。

同社は、航空やエンタープライズ、政府機関、IoT、海上、レジャー分野にソリューションを提供しています。

<事業概要>

イリジウム・コミュニケーションズは、主に「衛星ネットワーク」「イリジウムCloud」「イリジウムGMDSS」「衛星電話」のサービスを提供しています。

衛星ネットワークは、衛星通信(広帯域カバー)を利用した高速ネットワークを展開しています。

データのストリーミングや音声、メッセージングなどを高速かつ高品質で提供しています。

このサービスは、イリジウムCERTUSというブロードバンドデータも提供しているようです。

イリジウムCloudは、クラウドベースの衛星通信プラットフォームを提供しています。

このサービスはクラウドを経由して、世界中のどこでも同社のネットワークを簡単に使用することができます。

ちなみに、同社のクラウドは、Amazon Web Services(AWS)を使用しているようです。

イリジウムGMDSSは、海上での安全性を高める「海上通信システム」です。

このサービスは、遭難警報や航海レポート、海上安全情報(ナビ/気象など)を提供しています。

イリジウムGMDSSは、世界中の50,000隻以上の船舶で使用されているようです。

海事分野において、船舶の安全性を確保する重要なツールということですね。

衛星電話サービスは、衛星通信を利用した「メッセージング」や「データ通信」に関する様々なプランを提供しています。

電話端末だけでなく、通信料金プランもセットにしたサービスを提供しているようです。

<注目ポイント>

イリジウム・コミュニケーションズは、低軌道エリアに衛星を打ち上げる技術を持っています。

同社は、これまでに70基以上の人工衛星を打ち上げでおり、宇宙ビジネスで重要なポジションにいます。

同時に、同社の衛星を利用して高速ネットワークサービスも提供しています。

同社の人工衛星が地球の全エリアをカバーし、サービスを提供することで、これまで電波が届かなかったエリアでもインターネットが使えるようになるでしょう。

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イリジウム・コミュニケーションズの貸借対照表

IRDM_賃借対照表_ver.2

イリジウム・コミュニケーションズの貸借対照表になります。(※2021年5月時点)

自己資本比率は42.23%ですね。

流動比率は307.61%で、当座比率は278.89%となっています。

固定比率は210.47%となっています。

自己資本比率が少し低い気もしますが、流動比率および当座比率から、短中期的な支払い能力は問題なさそうですね。

ただ、固定比率が100%を大きく超えているので、長期的な財務健全性には懸念が残りそうです。

固定長期適合率も99%となっており、高い気がしますね。

(一般的に、固定長期適合率が100%を切っていれば、ほぼ問題ないと言われています)

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イリジウム・コミュニケーションズの決算

ここでは、イリジウム・コミュニケーションズの「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。

売上高とEPS(1株当たりの利益)

<四半期>

IRDM_<四半期>_売上高&EPS_add

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の売上高とEPS(1株当たりの利益)は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年の売上高とEPSは、Q1~Q3まで増加していましたがQ4で落ち込んでいます。

2020年四半期の売上高は、Q2~Q4で前年同期比を上回っています。

2020年四半期のEPS(1株当たりの利益)は、Q1~Q4の全てで前年同期比を上回っていますね。

※EPSは、Non-GAAPを参照

<通期>

IRDM_<通年>_売上高&EPS

通期での売上高は、2017年から2020年決算まで右肩上がりに上昇しています。

EPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで減少していたようです。

2020年決算では、持ち直しています。

このまま増加し続けられるのか、注視する必要がありそうです。

※EPSは、Non-GAAPを参照

営業利益と当期純利益

<四半期>

IRDM_<四半期>_営業利益&当期純利益_add

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の営業利益は、Q2のみ前年同期比を上回っています。

2021年四半期(Q3, 4除く)の当期純利益は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年四半期の営業利益当期純利益は、Q1~Q3まで増加していましたがQ4で落ち込んでいます。

2020年四半期の営業利益はQ1~Q4の全てで前年同期比を上回っており、当期純利益はQ2~Q4で前年同期比を上回っています。

2019年四半期と比べると営業利益は、すべての四半期で黒字となっています。

当期純利益は、これまで赤字が続いていましたが2021年Q2で黒字に転じています。

2020年3月まで赤字幅が改善されていませんでしたが、2020年6月以降は徐々に改善されています。

<通期>

IRDM_<通年>_営業利益&当期純利益_ver.2

通期での営業利益は、2017年から2020年決算まで減少傾向にあります。

本業での儲けが弱くなっている、可能性があります。

ここから、回復できるか注目です。

通期の当期純利益も、2017年から2020年決算まで減少傾向にあります。

こちらも改善されるか、通年でチェックする必要がありそうです。

ただ、「売上高成長率を伸ばすために、多くのコストをかけている」という見方もできます。

売上高も年々増加しているので、一概に「赤字はよくない」と言えませんが、利益面の改善も重要ですね。

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