【NET】クラウド時代に欠かせない「クラウドのためのファイアウォール」 |クラウドフレア

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こんにちは、かーくんです。

この記事では、驚異的な売上高成長率を出している、クラウドフレア【NYSE:NET】の企業情報や貸借対照表、決算を解説します。

クラウドフレア【NYSE:NET】は、下記のメタバース関連銘柄となっています。

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本記事の内容は以下になります。

  1. クラウドフレアの企業情報
  2. クラウドフレアの貸借対照表
  3. クラウドフレアの決算

クラウドフレアは、一体何をしている企業か?

さっそく見ていきましょう。

クラウドフレアの企業情報

<Ticker symbol>

【NASDAQ:NET】

<関連分野>

AI、サイバーセキュリティ、メタバース

<企業情報>

クラウドフレア(Cloudflare, Inc.)は、サイバーセキュリティ・ソリューションを提供している企業です。

クラウドフレアは、スパムメールの発信源を特定/検出するシンプルなビジネスモデルから始まりました。

このビジネスモデルは、その後Webサービスをあらゆるサイバー脅威から保護し、パフォーマンスを最適化するサービスへ急成長しました。

今では、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)やネットワークセキュリティ、DDoS防御、分散型ドメイン名サーバーシステムを世界中に提供しています。

簡単に言うと、「Webサービスを安全にストレスなく運用できるプラットフォーム」を提供している企業です。

同社の製品・サービスには、アプリケーション(DDoS攻撃/ボット管理/ファイアウォール)セキュリティ、ゼロトラストサービス、サーバーレスアプリケーション、分析&インサイト・サービスなどがあります。

これらの製品・サービスを、eコマースや金融サービス、ゲーム、メディア、ヘルスケア分野などに展開しています。

クラウドフレアのサービスは、「CDNとWebセキュリティを統合したセキュリティ・サービス」を自社のグローバルネットワークを通じて提供することで、ハードウェアおよび特別なソフトウェアを必要としないみたいですね。

これにより、サイバーセキュリティに必要なセットアップや保守が簡単に行えます。

また、同社のプラットフォームは、クラウドやオンプレミス、アプリケーションで使える統合型プラットフォームを採用しています。

そのため、ある1つの製品・サービスを通して同社のプラットフォームを使用する際、他の製品・サービスも利用することができます。

つなり、シームレスに統合された複数の製品・サービスをワンクリックで利用することが出来るということですね。

<事業概要>

クラウドフレアは、「SASE」「Protect Websites and Applications」「Improve Website and Application Performance」「Secure Work-From-Anywhere」「Protect and Accelerate Networks」「Build, Deploy Code at the Edge」「Manage Your Cloud Deployment」「Register a Website」のソリューションを提供しています。

この記事では、この中からいくつか紹介したいと思います。

まずは、「SASE」です。

SASEは、ネットワーク・サービスとゼロトラスト・セキュリティサービスを統合した「Cloudflare One」プラットフォームを提供するソリューションです。

リモートユーザーやパーソナルデバイスが普及したことで、従来の常識が通用しなくなり、企業セキュリティのあり方が変化しています。

それに対して、同社は企業ネットワークを保護する新しいアプローチ”SaaS型ゼロトラスト”の提供により、組織のネットワークを守っています。

このソリューションは、ゼロトラスト・セキュリティをはじめとして、DDoS防御、ファイアウォール、トラフィック高速化の機能をもっています。

また、VPNを使わずにランサムウェアやマルウェア、フィッシングの対策を行うことができます。

「Cloudflare One」を活用することで、高速で信頼性の高いインターネット接続を実現し、働く場所に関係なく社員とデータを脅威から守ることができます。

クラウドベースでセキュリティを提供しているので、場所に依存しないセキュリティ制御を実現しています。

Improve Website and Application Performanceは、Webサイトとアプリケーションのパフォーマンスを改善するソリューションです。

同社のデータセンターとWebページの読み込みを高速化する機能により、コンバージョン率を上げるサービスを提供しています。

また、トラフィックの急増や配信元サーバーの停止などの影響を監視・可視化し、アプリケーションの状況を最適化してくれるサービスも提供しています。

他にも、高速で応答性の高いストリーミングを実現する、動画のライブ配信・オンデマンド配信プラットフォーム「Cloudflare Stream」を提供しています。

Secure Work-From-Anywhereは、リモートワークや場所に依存しない働き方に向けたセキュリティ・ソリューションです。

リモートワークの従業員やデータを保護するセキュリティ・サービス、VPNを必要とせずどこからでもアクセス可能なグローバルエッジネットワークなどを提供しています。

他にも、ゼロトラスト・ネットワークアクセス、SaaSへのセキュアなアクセス、ゼロデイ攻撃の軽減機能、請負業者のアクセス管理などを提供しています。

Protect and Accelerate Networksは、ネットワークを保護し高速化するソリューションです。

このソリューションに含まれる単一ネットワーキングを活用することで、ゼロトラスト機能やDDoS軽減機能、ファイアウォールサービスなどが利用できます。

ネットワーク用ハードウェアをクラウドに移行することで、複雑化する企業ネットワーキングや周辺ハードウェアを1つにまとめられるメリットがあります。

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<注目ポイント>

クラウドフレアは、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)やネットワークセキュリティ、DDoS防御、分散型ドメイン名サーバーシステムを提供しています。

クラウド時代のITインフラを支えている企業です。

Webサービスのセキュリティとパフォーマンス(スピード)の両方を満足させるサービスを提供しており、これが同社の強みでもあります。

また、VPNを必要としないネットワーク技術も提供しており、差別化を図った技術で今後も成長していくと予想されています。

同社のビジネスモデル(サイバーセキュリティ)は、クラウド時代およびDXと相性が良く、今後も収益が拡大していくと考えられます。

クラウドフレアの貸借対照表

NET_貸借対照表

クラウドフレアの貸借対照表になります。(※2021年11月時点)

自己資本比率は、59.17%となっています。

流動比率は850%、当座比率は840%となっています。

固定比率は、20.8%です。

流動比率が100%を大きく上回っているので、短期的な支払い能力は問題なさそうです。

少し厳しく安全性を見ても、当座比率が100%を大きく上回っているので、短期的な財務健全性は良さそうに見えますね。

固定比率は100%よりも低い水準なので、長期的な財務健全性も良さそう見えます。

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クラウドフレアの決算

ここでは、クラウドフレアの「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。

売上高とEPS(1株当たりの利益)

<四半期>

NET_<四半期>_売上高&EPS

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q4除く)の売上高とEPS(1株当たりの利益)は、Q1~Q3で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年の売上高とEPSは、Q1~Q4で増加傾向にありました。

2020年の売上高とEPSは、Q1~Q4の全てで前年同期比を上回っています。

※EPSは、Non-GAAPを参照

<通期>

NET_<通期>_売上高&EPS

通期の売上高およびEPS(1株当たりの利益)は、2018年から2020年決算まで堅調に増加しています。

売上高成長率(対前年)は、驚異の40%以上となっています!

うなぎ登りの売上高成長率ですね。

EPSも右肩上がりとなっており好調です。

同社は、収益性と成長性を兼ね備えた企業ですね。

※EPSは、Non-GAAPを参照

営業利益と当期純利益

<四半期>

NET_<四半期>_営業利益&当期純利益

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q4除く)の営業利益は、Q1のみ前年同期比を上回っています。

2021年四半期(Q4除く)の当期純利益では、前年同期比を上回っている四半期がありません。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年四半期の営業利益当期純利益は、Q1~Q4で赤字となっています。

2020年四半期の営業利益はQ3とQ4で前年同期比を上回っており、当期純利益はQ3のみ前年同期比を上回っています。

<通期>

NET_<通期>_営業利益&当期純利益

通期の営業利益当期純利益は、2018年から2020年決算まで赤字となっています。

赤字の要因の1つは、研究開発費の増加です。

2018年の研究開発費が$1,532Mであるのに対して、2020年の研究開発費は$30,497Mとなっています。

2年で研究開発費が10倍以上になっていますね。

事業拡大のために資金を研究開発費に回して、企業成長に多くのコストをかけています。

利益よりも企業の成長(事業拡大)にフォーカスしている感じですね。

ただ、売上高営業利益率は2018年から2020年決算まで増加しているので、本業での儲けはどんどん改善されています。

今後の決算にも、引き続き注目です。

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