【NXPI】車載向け半導体の大手!スマートな世界を実現するオランダの半導体メーカー|NXPセミコンダクターズ

NXPI_表題

こんにちは、かーくんです。

この記事では、車載向け半導体の大手であるNXPセミコンダクターズ【NASDAQ:NXPI】の企業情報や貸借対照表、決算を解説します。

NXPセミコンダクターズ【NASDAQ:NXPI】は、下記のMaaS関連銘柄となっています。

MaaS関連で、他の銘柄も気になる方はご覧ください!

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モビリティーの破壊的イノベーション

本記事の内容は以下になります。

  1. NXPセミコンダクターズの企業情報
  2. NXPセミコンダクターズの貸借対照表
  3. NXPセミコンダクターズの決算

NXPセミコンダクターズ【NASDAQ:NXPI】は、一体何をしている企業か?

さっそく見ていきましょう。

NXPセミコンダクターズの企業情報

<Ticker symbol>

【NASDAQ:NXPI】

<関連分野>

半導体、IoT、MaaS

<企業情報>

NXPセミコンダクターズN.V.(NXP Semiconductors N.V.)は、世界的な半導体サプライヤーで、世界中の自動車や産業、ネットワーキング市場に半導体を提供しているオランダの企業です。

この企業は、車載用半導体の大手でもありますね。

売上の50%近くを車載半導体に頼っています。

また同社は、エネルギー効率、コネクテッド・デバイス、セキュリティ、ヘルスケアの4つの世界的なメガトレンドに対応し、高性能ICやプロセッサをグローバルに提供しています。

<事業概要>

NXPセミコンダクターズは、「Automotive」「Mobile」「industrial&ioT」「Communication Infrastructure&Other」の4つの市場にソリューションを提供しています。

Automotiveは、安全でセキュアなコネクテッド・モビリティーを実現するプロセッサーを開発・製造・販売しています。

このソリューションでは、ADAS(先進運転支援システム)やV2X(Vehicle to X)通信システム、車両/車内ネットワーク、車両のネットワーク・セキュリティの問題を解決する製品を展開しています。

これらのソリューションを実現するために、Microコントローラやセンサー、無線通信機器、モータなどを提供しています。

Mobileは、セキュアで高性能なモバイル・ソリューションを提供しています。

スマートフォンやタブレットなどのポータブルデバイス、スマートウォッチといったウェアラブルデバイス、ワイヤレス充電などの付属品に焦点を当てた製品を開発・製造・販売しています。

ポータブル関連では、近距離通信技術や先進的なアナログ技術、プロセッサを使って”安全性”、”効率性”、”信頼性”の高いソリューションを提供しています。

ウェアラブル関連は、Microコントローラーやプロセッサー、セキュリティ、センサー、電力管理ICなどの幅広いポートフォリオを備えることで、厳しいウェアラブル設計の要求ニーズに応えています。

同社の技術・製品を使うことで、小型で高性能、セキュアなウェアラブルデバイスを設計できるみたいですね。

付属品関連では、急速充電やワイヤレス充電を実現する製品を開発・製造・販売しています。

ざっくり言うと、充電器をワイヤレス化、小型化できるソリューションを提供している感じですね。

Industrial&IoTは、外部からの攻撃(ハッキング/改ざん)に耐えうるようにデザインされた産業機器、セキュアなクラウドにつながったスマート・デバイスなどを開発・製造・販売しています。

Industrial関連では、ファクトリオートメーション用の高速ワイヤレス機器、ビル管理に最適なシステム、ドローン/航空宇宙で使用されるセンサーやプロセッサを提供しています。

IoT関連では、ネットにつながる家電の部品、スマートホーム用のセキュリティ機器などを提供しています。

Communication Infrastructure&Otherは、5Gと通信インフラ向けのプロセッサ、PF部品、パワーアンプおよびスマートアンテナ技術を開発・製造・販売しています。

データセンターやオフィス、産業向けなど幅広い分野に製品を提供しています。

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<注目ポイント>

NXPセミコンダクターズは、次世代のモビリティー時代(MaaS/自動運転等)に大きく関連する企業です。

自動運転やMaaSが主流となる時代では、車両間の位置情報や車両状況のデータを安全かつリアルタイムで扱うことになります。

そのような場合に「車載ゲートウェイ」が重要な役割を果たします。

その車載ゲートウェイでは、車載ネットワークの種類も重要になってきます。

リアルタイムで通信を行うために、車載ネットワークの高速化が要求されています。

現在の車載ネットワークはCAD(Controller Area Network)が代表的ですが、さらなる高速化のためイーサネット(Ethernet)が注目されています。

前置きが長くなりましたがNXPセミコンダクターズは、MaaS時代に適用できる次世代の車載ゲートウェイに向けたチップセットを開発しています。

同社が開発しているチップセットは、既存のCADと次世代のイーサネットが混在した車載ネットワークを実現します。

NXPセミコンダクターズの貸借対照表

NXPI_貸借対照表

NXPセミコンダクターズの貸借対照表になります。(※2021年9月時点)

自己資本比率は、45.06%となっています。

流動比率は227%、当座比率は167%となっています。

固定比率は、53.1%です。

流動比率が100%を上回っているので、”短期的な支払い能力”は問題なさそうです。

少し厳しく安全性を見ても、当座比率が100%を上回っているので、短期的に大丈夫そうに見えますね。

固定比率は100%よりも低い水準なので、”長期的な財務健全性”も良さそう見えます。

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NXPセミコンダクターズの決算

ここでは、NXPセミコンダクターズの「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。

売上高とEPS(1株当たりの利益)

<四半期>

NXPI_<四半期>_売上高&EPS

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の売上高とEPS(1株当たりの利益)は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年の売上高とEPSは、Q1~Q4で右肩上がりに増加していましたね。

2020年の売上高はQ3とQ4で前年同期比を上回っており、EPSはQ4のみで前年同期比を上回っています。

※EPSは、Non-GAAPを参照

<通期>

NXPI_<通期>_売上高&EPS

通期の売上高およびEPS(1株当たりの利益)は、2018年から2020年決算まで減収となっています。

コンセンサス予想は上回っているものの、売上高が伸び悩んでいる部門(モバイル部門)があるみたいです。

2020年は、車載向け半導体の需要減で大きな減収となっています。

ただ、2021年以降は旺盛な需要に伴い、堅調な売上高の伸びとなる見通しです。

※EPSは、Non-GAAPを参照

営業利益と当期純利益

<四半期>

NXPI_<四半期>_営業利益&当期純利益

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の営業利益および当期純利益は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年四半期の営業利益当期純利益は、Q1~Q3まで増益という結果でした。

2020年四半期の営業利益当期純利益は、Q1とQ4で前年同期比を上回っていました。

<通期>

NXPI_<通期>_営業利益&当期純利益

通期の営業利益当期純利益は、2018年から2020年決算まで減益となっています。

車載向け半導体の需要悪化が響いていますね。

また、開発の多くのコストをかけているようにも見えます。

いまは、利益よりも企業の成長にフォーカスしている感じでしょうか。

2021年以降は需要が戻る見通しなので、収益がどれだけ回復するのか注視する必要がありそうです。

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