【RPD】世界最大級のセキュリティ研究チームを持っているサイバーセキュリティ企業|ラピッド7

RPD_表題

こんにちは、かーくんです。

この記事では、コンスタントに売上高成長率(対前年比)20%以上を出している、ラピッド7【NASDAQ:RPD】の企業情報や貸借対照表、決算を解説します。

ラピッド7【NASDAQ:RPD】は、下記のサイバーセキュリティ関連銘柄となっています。

サイバーセキュリティ関連で、他の銘柄も気になる方はご覧ください!

関連記事

こんにちは、かーくんです。技術の発展によりデジタル化(オンライン化)が進んだことで、サイバーセキュリティに対する重要性が高まっています。2020年に入ってからは、テレワークやオンライン診断、eコマースが当たり前となったことで、そ[…]

本記事の内容は以下になります。

  1. ラピッド7の企業情報
  2. ラピッド7の貸借対照表
  3. ラピッド7の決算

ラピッド7【NASDAQ:RPD】は、一体何をしている企業か?

さっそく見ていきましょう。

ラピッド7の企業情報

<Ticker symbol>

【NASDAQ:RPD】

<関連分野>

AI、サイバーセキュリティ

<企業情報>

ラピッド7(Rapid7 Inc.)は、クラウドベースでサイバー脅威を”可視化”、”分析”、”自動化”するセキュリティ・プラットフォームを提供している企業です。

エネルギーや金融業務、ヘルスケア、小売、政府機関などにサイバーセキュリティのソリューションを提供しています。

同社は、「アクセス」「検知」「対応」「自動化」のテクノロジーを凝縮したRapid7 Insight Platformでデータ収集、ログ検索、脆弱性の管理とテスト、ユーザーの行動モニタリングなどを包括的にカバーしています。

Rapid7 Insight Platformの中身には、脆弱性管理やアプリケーション セキュリティ、クラウド セキュリティ、脅威インテリジェンスなどが含まれています。

141を超える国と地域で、9,000以上の企業が同社のプラットフォーム(Rapid7 Insight Platform)を導入しているみたいですね。

9,000を超える顧客は、このプラットフォームを通じて、サイバー攻撃を調査・監視し、自動的に脅威を遮断することで、セキュリティの脆弱性リスクを低減させることができます。

同社は、セキュリティ運用の強化と利便性向上に貢献しており、今後もさらなる成長が見込める企業です。

<事業概要>

ラピッド7は、主に「脆弱性リスク管理」「SIEM」「アプリケーションセキュリティ」「ペネトレーションテスト」の4つのソリューションを提供しています。

脆弱性リスク管理は、ネットワーク全体をスキャンし、環境変化に応じて脆弱性を管理してくれるソリューションです。

このソリューションでは、”エコシステム全体の可視化”、”修正ワークフローの自動化”、”SecOpsの俊敏化”によってネットワーク全体の脆弱性を保護しています。

最近はIaaSや仮想化、クラウド化が進みネットワーク全体のリスクを把握することが難しくなっています。

セキュリティリスクを一から洗い出して、ネットワーク全体にわたる脅威を把握するのは大変ですよね。

このソリューションは、それらにかかる負担とコストを大幅に低減(自動化)することができ、常に最新の状態で脆弱性を監視・管理することができます。

また、クラウドベースのソリューションなので、AmazonやMicrosoftのクラウドサービスとも連携することができます。

SIEMは、統合的にデータ分析を行いサイバー攻撃を早期に検出することで、企業のセキュリティ部門の業務効率を改善するソリューションです。

このソリューションは、セキュリティ情報およびイベント管理に関連したセキュリティで、データを一元化および可視化し、ネットワーク全体のリスクを特定してくれます。

他社のSIEMは、サイバー攻撃の誤検出により企業のセキュリティ部門を逆に困らせているのですが、同社のSIEMはそれらの問題を考慮した設計になっているみたいですね。

ラピッド7は、SIEMのメリット・デメリットを深く理解しているので、顧客が求めているニーズをいち早く把握し、ソリューションに組み込むことができます。

アプリケーションセキュリティは、DevopsやWebアプリケーションのセキュリティを保護するソリューションです。

アプリケーション特化型のセキュリティ・スキャンにより、最新のWebテクノロジーや新しく登場する攻撃手段に対応できるセキュリティ・ソリューションです。

Webアプリケーションのセキュリティテストも機能に搭載しており、アプリケーションに対するサイバー攻撃から顧客を守っています。

ペネトレーションテストは、ITシステムへの侵入テスト、サイバー攻撃シミュレーションを提供しているソリューションです。

あたかもサイバー攻撃であるかのように自社のITシステムを攻撃(侵入テスト)することで、ITシステムの脆弱性を把握することができます。

攻撃者目線で自社システムをサイバー攻撃するシミュレーションにより、サイバーセキュリティに関するノウハウや対処方法を学ぶことができますね。

スポンサーリンク

<注目ポイント>

ラピッド7は、サイバー脅威の可視化、セキュリティ分析と自動化を手掛けている企業です。

同社は、脆弱性の優先順位付け技術で強みを持っています。

独自のスコアリングシステムで詳細なリスク評価が行え、対処すべき脆弱性リスクに優先順位をつけることができます。

他にも、脅威インテリジェンスに強みを持っています。

同社は、世界最大のセキュリティ研究チームを持っており、リスクの高い脆弱性情報をいち早く発見し対策、管理することができます。

脅威情報管理の世界的リーダーということですね。

また、エンドポイントやクラウド、ネットワーク機器などの脆弱性をスキャンできるので、セキュリティスキャンの対象となる資産種別が多い点も強みとなっています。

ラピッド7の貸借対照表

RPD_貸借対照表

ラピッド7の貸借対照表になります。(※2021年10月時点)

自己資本比率は、7.83%となっています。

流動比率は183%、当座比率は171%となっています。

固定比率は、229%です。

流動比率が100%を上回っているので、”短期的な支払い能力”は問題なさそうです。

少し厳しく安全性を見ても、当座比率が100%を上回っているので、”短期的な財務健全性”は良さそうですね。

固定比率は100%よりも高い水準なので、”長期的な財務健全性”は注意が必要です。

スポンサーリンク

ラピッド7の決算

ここでは、ラピッド7の「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。

売上高とEPS(1株当たりの利益)

<四半期>

RPD_<四半期>_売上高&EPS

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の売上高とEPS(1株当たりの利益)は、Q1とQ2で前年同期比を上回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年の売上高はQ1~Q4で増加し、EPSはほぼ横ばい状態でした。

2020年の売上高はQ1~Q4の全てで前年同期比を上回っており、EPSはQ2のみ前年同期比を上回っていました。

※EPSは、Non-GAAPを参照

<通期>

RPD_<通期>_売上高&EPS_2

通期の売上高は、2017年から2020年決算まで堅調に増加しています。

EPS(1株当たりの利益)は、2017年から2019年決算まで右肩上がりに増えていましたが、2020年決算で減少しています。

売上高はかなり好調で、通期の売上高成長率(対前年)が20%を超えています。

同社は、収益性と成長性を兼ね備えた企業ですね。

※EPSは、Non-GAAPを参照

営業利益と当期純利益

<四半期>

RPD_<四半期>_営業利益&当期純利益

※四半期)Q1:2019/3、Q2:2019/6、Q3:2019/9…..

2021年四半期(Q3, 4除く)の営業利益および当期純利益は、すべての四半期で前年同期比を下回っています。

以下で、各年の四半期決算を見ていきます。

2019年四半期の営業利益当期純利益は、すべての四半期で赤字となっています。

2020年四半期の営業利益当期純利益は、すべての四半期で前年同期比を下回っています。

<通期>

RPD_<通期>_営業利益&当期純利益_2

通期の営業利益当期純利益は、2017年から2020年決算まで赤字となっています。

売上高営業利益率は、2017年から2019年決算まで改善していましたが、2020年決算で少し落ち込んでいます。

赤字が続いている主な要因は、研究開発費の増加です。

決算書から2020年の研究開発費が、2017年の研究開発費の約2倍まで増加していることが分かりました。

事業を拡大するために資金を研究開発費に回して、企業成長に多くのコストをかけています。

いまは、利益よりも企業の収益成長(事業拡大)にフォーカスしています。

決算でも、研究開発費に対する売上高成長率を確認する必要がありますね。

スポンサーリンク