
こんにちは、かーくんです。
この記事では、SDGsに関連した事業を展開している、テトラ・テック【NASDAQ:TTEK】の企業情報や貸借対照表、決算を解説します。
テトラ・テック【NASDAQ:TTEK】は、下記の”水”関連銘柄となっています。
“水”関連で、他の銘柄も気になる方はご覧ください!
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本記事の内容は以下になります。
- テトラ・テックの企業情報
- テトラ・テックの貸借対照表
- テトラ・テックの決算
テトラ・テック【NASDAQ:TTEK】は、一体何をしている企業か?
さっそく見ていきましょう。
テトラ・テックの企業情報
<Ticker symbol>
【NASDAQ:TTEK】
<関連分野>
SDGs
<企業情報>
テトラ・テック(Tetra Tech, Inc.)は、世界中にコンサルティングおよびエンジニアリングサービスを展開している大手プロバイダーです。
同社は、世界中に21,000人の従業員を擁し、水や環境、持続可能なインフラ、再生可能エネルギー、国際開発における複雑な問題を解決するソリューションを提供しています。
地球環境や再生可能エネルギーに焦点を当てて、顧客をサポートしています。
<事業概要>
テトラ・テックは、クライアントの需要を満たすために、コンサルティングおよび技術ソリューションの開発を強化する2つの主要なビジネスグループで構成されています。
政府サービスグループ(GSG)は、米国政府の幅広いクライアント(連邦、州、地方)および開発機関に対して、コンサルティングおよびエンジニアリングサービスを提供しています。
サービスには、水と廃棄物の管理、環境の回復、国際開発、持続可能なインフラの設計、施設、輸送、地域開発のための幅広い民間インフラの設計が含まれています。
コマーシャル/インターナショナルサービスグループ(CIG)は、幅広いインターナショナルクライアントにコンサルティングおよびエンジニアリングサービスを提供しています。
サービスには、経営コンサルティング、環境修復、地盤調査、設計エンジニアリングが含まれてます。
また、同社の顧客は、「U.S. Federal」「U.S. State&Local」「International」「U.S.Commercial」の4つに細分化されています。
<注目ポイント>
テトラ・テックは、非常に幅広いソリューションを提供しています。
同社の提供するソリューションには、水、環境、高度なデータ分析、資産運用管理、気候変動サービス、貯水池/ダム、防衛サービス、エネルギー、廃棄物などがあります。
SDGsに関連したソリューションが目立ちますね。
また同社は、水を安全に提供する技術サービスやエンジニアリングを得意としています。
「水」や「環境」の市場で高い技術力を持っている企業です。
持続可能な社会を目指して、複雑化する問題の解決に取り組んでいます。
テトラ・テックの貸借対照表

テトラ・テックの貸借対照表になります。(※2021年8月時点)
自己資本比率は、43.61%となっています。
流動比率は136%、当座比率は111%となっています。
固定比率は、27.8%です。
流動比率が100%を上回っているので、”短期的な支払い能力”は問題なさそうです。
少し厳しく安全性を見ても、当座比率が100%を上回っているので、大丈夫そうです。
固定比率は100%よりも低い水準なので、”長期的な財務健全性”も良さそう見えます。
テトラ・テックの決算
ここでは、テトラ・テックの「売上高とEPS(1株当たりの利益)」と「営業利益と当期純利益」を、四半期と通期に分けて見ていきます。
売上高とEPS(1株当たりの利益)
<四半期>

※四半期)Q1:2018/12、Q2:2019/3、Q3:2019/6…..
2020年四半期の売上高は、Q1のみで前年同期比を上回っています。
2020年四半期のEPS(1株当たりの利益)は、Q1、Q2、Q4で前年同期比を上回っています。
以下で、各年の四半期決算を見ていきます。
2019年の売上高とEPSは、Q1~Q4で増加傾向にありました。
2020年の売上高はQ1~Q3で減少しており、EPSはQ2~Q4で右肩上がりに増加していました。
※EPSは、Non-GAAPを参照
<通期>

通期の売上高は、2020年決算で少し落ち込みましたが、20217年から2019年決算まで堅調に増加していました。
通期のEPS(1株当たりの利益)は、2017年から2020年決算まで順調に伸びていますね。
EPSは好調です。
同社は、安定性のある企業ですね。
※EPSは、Non-GAAPを参照
営業利益と当期純利益
<四半期>

※四半期)Q1:2018/12、Q2:2019/3、Q3:2019/6…..
2020年四半期の営業利益および当期純利益は、Q1とQ4で前年同期比を上回っています。
以下で、各年の四半期決算を見ていきます。
2019年四半期の営業利益と当期純利益は、Q4で大きく落ち込んでいましたね。
2020年四半期の営業利益と当期純利益は、Q2~Q4で増加傾向にありました。
<通期>

通期の営業利益と当期純利益は、2017年から2020年決算まで徐々に増加しています。
コツコツと利益を積み上げていますね。